私の専門学校話Part1~入学編~

私は、全国にかなりの校数があるとある専門学校のスポーツコースに入学しました。
残念ながら、体調不良のため2年の夏に自主退学という形をとって卒業は出来ませんでしたが、たくさんの学びと発見、衝撃の裏事情を知ることが出来ました。

そこで、これから専門学校に進もうとしている人、高校卒業後就職してしまって専門学校とはどんなものかと思っているあなた、しっかし大学を出たあなた、にこの話をぜひ聞いて欲しいと思います。

⚠️注意⚠️
これは、私が通っていた専門学校の話なので、全国どこでも同じと言うわけではありません。
また、噂や筆者の考察も入るため全てが真実ではありません。

Part1の今回は、どのような経緯で専門学校に入学できたのか、その経緯とAO入試、オープンキャンパスについて話そうと思います!


まず、私が通っていた高校の事情についてお話します。
私が通っていたのは偏差値で言うと50~55程の公立高校で、学年240人のうち9割が進学するといった進学校でした。

私は成績がだいたい200番台だったので、漠然と就職を考えており、正直勉強に飽き飽きしていました。そんな時、高校主催の就職、専門学校を進路に考えている人の講演会があり、後に進学する専門学校の紹介もあり、その時スポーツコースの存在を知りこの進路もありかも、と考え始めました。

そこからの私の行動は早く、2週間後のオープンキャンパスに参加しました。

その専門学校があるのは家から車で1時間半程、電車でもそれくらいかかる距離でした。
思っていた外観と違って、ビルみたいで驚いたのを覚えています。

8か9階建てのその建物のの5階で説明が始まりました。参加者は5人。私の席は最前列の中央でまるでやる気に満ち溢れているようですが、そんなことはなく偶然そこに座ることになりました。
5人のうち4人は男で、私の隣に1人だけ小柄な女子がいました。(その女子に少しドキッとしたのはまた別の話で笑)
参加者一人一人がどんなスポーツをやってたのか想像しながら待つと、説明会が始まり、実際かなり好感触でした。
やはり資格をとること、就職に繋げることがメインということは強調されていました。
スポーツに関わるなにかに就職したいと漠然と思っていたので、ここなら2年集中して、そんな将来を掴み取れそうな気がしました。

後半になり、入試について解説がされ正直そのパートを1番集中して聞いていました。
筆記は辛いと思ったからです。
そんな私の願いが届いたように、ある入試方法が説明されました。
AO入試!
なんと、面接と内申書の提出、これだけで合否の判断がされると言うことでした。
私は少し面接に対して苦手意識があったので、その日は面接の練習をするということで、男性の試験管と15分程の面接を行いました。

内容は、スポーツ歴、部活について、それから学んだこと、学校生活についてなどで、特に難しいものではなかったので、リラックスして面接を終えることが出来ました。

すると、試験管から衝撃の一言が!
「今の面接を練習じゃなくて、本番ってことにしてもいいから、書類を書いて内申書を発送してくれれば試験を受けたことにできるよ。」
なんということでしょう!
同伴していた父と少し相談し、AO入試を受けたことにしました。

後日、高校で担任のベテラン数学教師にその話をすると、驚きながらも内申書の手配をしてくれました。
そこから1ヶ月ほ入学金の準備などもありましたが、合格の通知が届き、表現するなら「ふわっ」っと合格を掴み取る(?)ことが出来ました。

そんなわけで、記憶が正しければ11月には進路が決まってしまいました。
それからの学校はかなりハリのないものとなってしまいましたが、トレーニングに向き合えて良かったとも思えます。

通学するのか、一人暮らしをするのか。これについては家族と議論をした結果、アパート代よりも電車の定期券の金額が安いということが分かり、毎日1時間20分程電車に揺られる生活が確定しました。

この決定には特に異論はなく、というより、私は一人で生活をする能力はまだなかったので、ある意味合理的な判断でした。

そして、4月の入学式。専門学校の近くの市民ホールのような場所で行われたのですが、小さな衝撃を受けることになりました。
300人以上の入学生、そして金髪の多さ、スーツと呼べるのか怪しい服装。
ある程度は予想していましたが、これまでの高校生活ではあまり接して来なかった人種との遭遇に驚きました。

入学式は市民ホール集合、解散で実質的な投稿は翌週からでした。
スポーツコースの教室に入ると、約30個の机があり、私の着いた時にはまだ2人しか登校しておらず、人見知りな私は会釈だけして端の方の自分の席につき、人が集まるのを見守っていました。

私のように、少し控えめそうな人、どう考えてもクラスのトップ陽キャ、学校で覇権をとっていたと思われる女子、野球部、様々な人がいました。
集合時間ギリギリで、オープンキャンパスで隣の席だった女子が教室に来た時、少し嬉しかったことも覚えています。

そんなこんなで、私は専門学校に入学しました。
これからさらに楽しいこと、信じられないことに直面しますがそれはPart2以降に書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?