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『アンクルトムの小屋』と6月5日

6月5日。

1221年に後鳥羽上皇が倒幕のための反乱を起こした日。

1851年にはハリエット・ビーチャー・ストウの小説『アンクルトムの小屋』が奴隷制度廃止運動家の新聞『National Era』で連載を開始した日。

1942年にはミッドウェー海戦で日本の主力空母「加賀」「蒼龍」が沈没した日。

そんな6月5日。

いやー、めっさ楽しいな、この「今日なんの日」研究。

日付という一本軸を通して、歴史の地層を旅できる。

あと、ちょうどいいnoteの題材にもなる……。

くれぐれもマンネリ化しないようにだけはしたいなー。

それにしても、『アンクルトムの小屋』懐かしいな。世界史の資料集に載っていたのを今でも覚えている。これが当時のアメリカにとってどれだけ勇敢かつ革命的なシンボルであったかも。

2020年の現在、アメリカの事件なんかを見ていると『アンクルトムの小屋』が必死で訴えかけた人種問題が、きな臭い形で噴き出そうとしているような気がする。

社会的混乱は人の負の感情を増幅させる。

だからこそ今が踏ん張り時で、人間同士が真にわかり合えるかの分水嶺なのかもな、と思う。

そんなことを考える、6月5日。



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