見出し画像

節分に思う「矛盾」

「渡る世間は鬼ばかり」
 と思いきや


「渡る世間に鬼はない」 
 ということわざもある
 世の中には必ず情け深い人がいる、
 と楽観する言葉である


これ以外にも
ことわざには矛盾するものがいくつかある


「善は急げ」と言うが、
「急がば回れ」と言う
 遠回りしながら急ぐ…?
 一体どうしたらいいのだろうか…


「三度目の正直」で成功するかと思いきや
「二度あることは三度ある」なんてこともある
 四度目には成功するのだろうか…


「当たって砕けろ」の精神は好きだが
 見事玉砕すると
「石橋は叩いて渡れ」の精神で行こう!となる


「一石二鳥」でラッキーな時もあれば
「二兎追う者は一兎も得ず」で欲張らなければよかったなぁ…  と後悔する時もあり


矛盾する、相反することわざ


つまりは
時と場合による、ということだろうか


余談であるが
「鬼滅の刃」の鬼たちも
悲しい過去があり
憎むべき存在でありながらも
その過去を知り
なりたくて鬼になったわけじゃないのだと
哀れみの気持ちを抱くこともある


そういえば
「心を鬼にして」という言葉もある
かわいそうだと思う気持ちを振り捨て、
相手のためを考え、
あえて厳しい態度で当たること である


表裏一体


世の中だけでなく
自分自身も矛盾だらけであるのだが…(笑)


正解はひとつではないのだろう


と、いうことで豆まき
ではなく各部屋に豆置きをする
ちゃんと窓は開けてから…
(豪快に投げるとお豆が足りなくなる、そして粉砕してしまうので。我が家は落花生である。)


鬼は外!
福は内!!
寒い!!!
すかさず窓を閉める(笑)


そういえば子供の頃、福は内の「内」を
「家」ウチだと思っていた。
ある意味正しいが…


何はともあれ
「笑う門には福来たる」

PEANUTS全集
ピーナッツ全集
落花生全集

訳しすぎると別物になる…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?