蕎麦屋巡り(4軒目)

2022.03.30
蕎麦屋No.4
《蕎麦切り よしむら》(初)
奈良県奈良市五条町9-37
・お昼せっと (初)
(ざるそば、胡麻豆腐、かき揚げ2種、押し寿司)

お昼せっとの一部
(ざるそば、季節のかき揚げ、揚げそばがき、押し寿司)

4軒目は奈良県の薬師寺と唐招提寺の
ちょうど中間地点にあるこちらのお蕎麦屋さん。
観光地のど真ん中ということもあってか、
到着時(11時30分)には
既に外まで待ち行列ができていました。

私は事前に予約していたので
待たずに入店です。

待ち行列を横目に、到着後、即予約席へ

メニューは事前に調べて、
お昼せっとにしようと決めて来たので
席に着くなり「お昼せっと」を注文。

帰りに撮った、外に置かれたおしながき
12時すぎにはセットは売り切れ。

そば茶を飲みながら待っていると
最初に胡麻豆腐がやってきました。

そば茶と胡麻豆腐

滑らかな舌触りで、山葵も甘みがあり
美味しかったです。


胡麻豆腐を食べ終えたところで 次は、
かき揚げ、揚げそばがき、押し寿司
盛られたお皿がきました。

かき揚げ(小海老、玉ねぎ、大葉)、かぼちゃの素揚げ、
揚げそばがき、押し寿司(鯛、柚子)
裏に、揚げそばがきが隠れています

写真を撮っていると
ざるそばも登場です。

ざるそば(十割、群馬県産)

この日のお蕎麦は群馬県産でした。
二枚注文すると
茨城県産のお蕎麦と食べ比べできるそうですが、
お腹にそんな余裕はなかったので諦めました。

早速お蕎麦を。
色は薄めで白っぽく
今まで食べた中で一番細麺。
でもしっかりと繋がっています。
かなり細麺なのにちゃんと歯応えがありました
そのまま食べて蕎麦の香りを感じたところで、
店員さんから勧められた、
イタリア産岩塩で食べてみました。

イタリア産岩塩

蕎麦の風味が塩によって引き立てられていて、
塩の塩っぱさと共に蕎麦の甘みも
しっかり感じられました。

この食べ方、結構好きかも。

続いて蕎麦つゆを味見。
少し濃いめ辛口寄りですが、
そこまで辛くなく普通のお汁。
蕎麦を漬ける分量は3分の1くらいで丁度でした。
蕎麦はコシがあり、ツルツル。

薬味は葱と山葵です。

薬味(葱、山葵)

葱は細くシャキシャキ
蕎麦に食感を与えてくれます。
山葵は胡麻豆腐のトッピング同様、甘みがあり、
山葵特有のツンっを感じながら、
蕎麦の風味もバランス良く味わえました。


とても食べやすく、あっという間に蕎麦完食。


揚げたてのかき揚げはパリパリサクサク
カラッと揚がっていて
油のしつこさはありませんでした。
かぼちゃの素揚げも
かぼちゃの自然な甘みがしっかりありました。

揚げそばがきは
蕎麦がきのモチモチ感を残しつつ、
表面がカラッと揚がっていて
食感が面白かった
です。
でも、私はノーマル蕎麦がきの方が好きですね。

押し寿司は鯛の押し寿司でした。
酢飯と中に入っている柚子のバランスが絶妙で、
香りもよく、パクッと食べられました。


お皿の食材を食べている途中で
蕎麦湯を持ってきていただきました。

蕎麦湯
蕎麦湯

サラサラ系の蕎麦湯。
色も濁りが薄め。
飲んだ感じは、蕎麦の香りも控えめで、
ドロっと感はほぼなく、あっさりしていました。
トロトロで少し重めの蕎麦湯の方が好みかな。
サラサラしてるとスっと飲めるので、
何だか物足りなく感じました。

お汁を蕎麦湯で割って飲んだ場合も、
蕎麦湯があっさりしているので、
あまりお汁にとろみが出ず、
味もうまく薄まらなかったので
完飲出来ませんでした。


観光客も沢山訪れるお店で、
店内は常に慌ただしい雰囲気でしたが、
お蕎麦にはしっかりと職人さんの気持ちが
こもっている
ように感じました。
美味しいお蕎麦に、色々なおかずも食べられて
大満足の「お昼せっと」でした!

常にお客さんでいっぱいのお店なので、
セットはすぐ売り切れてしまいます。
待ち時間もかなり長くなるようですので、
行かれる際は予約するのがベストです!

入口付近

(食べログ)

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