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自分をコントロールする方法(自分をコントロールする力)

・自分をコントロールする力は、「頭の良さ」とは別の能力
・知識の量や問題処理能力は認知的スキル、自信、真面目さ、社交性は非認知スキル
・非認知スキルの「実行機能」が高いと、経済的、健康的な成功を得られる

こちらの記事は、「flier の要約」を読を読んでアウトプットをしています。

上記は、「自分をコントロールする力」に書いてある内容です。著者は、森口佑介氏。京都大学大学院教育学研究科准教授。専門は、発達心理学・発達認知神経科学。

在宅が増えている状況では、ついついスマホや動画を見て仕事をしなかったり、運動をせずにだらけたりすることが、大人も子供も増えていると思います。
家の中で働くと人の目があるわけでもないので、自分で自分をコントロールする力が必要になってきます。

この自分をコントロールする能力は、短期的な欲求を抑え、長期的な目標達成のた行動をするために必要なものであり、成長できるかどうかの「差」になると感じます。
本書では、その「自分をコントロールする」ための、非認知スキル・実行機能について解説されている本になります。


非認知スキルとは

認知的スキルとは、知識の量や問題処理能力などのIQや学力検査などで図ることができるものです。非認知スキルとは、意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった、学力検査などでは測定できないものになります。

この非認知スキルは、学術研究により、将来の学歴や雇用、収入、健康に影響が与えるということがわかっているそうです。

非認知スキルには、3種類あると言われている

- 社交的なスキル:他人とうまく付き合う能力
- 自尊心をもつ:自分の感情を管理する
- 実行機能:目標を達成する能力

この実行機能には、本能的な欲求や感情をコントロールして目標を達成する「感情の実行機能」と、ついつい無意識的にやってしまう習慣やくせを、目標を保ちながらコントロールする「思考の実行機能」の二つがあるとあります。

自分をコントロールする力は、非認知スキルにおける「実行機能」が影響しているとあります。

この「非認知スキル」の重要性を考えると、「イノベーション・オブ・ライフ」にあったハーバードビジネススクールの卒業生の話が思い出されます。

ハーバードビジネススクールの卒業生である彼らは間違いなくIQは高く、経済的にも恵まれた状況であることは間違いありません。しかし、そのような人たちであっても、給与などの目先の報酬を優先するあまり不正に加担してしまったり、家庭が崩壊するなど不幸な状況に陥ってしまっているケースがあります。

金銭的な報酬などのわかりやすい指標に流されてしまい、中長期的に正しい、倫理的に正しい判断を謝るというのは、非認知スキルが低くなってしまっている場合に発生しているのではないでしょうか。

非認知スキルと将来の成功

アメリカのミシガン州で、幼児教育計画でペリー就学前プロジェクトで、貧困層に対して子供の早い時期から質の高い教育を施しました。プログラムを受けた子供たちはIQが高くなったのですが、10歳程度でその差はなくなってしまいました。しかし、その後の追跡調査でプログラム参加者は、中学・高校の出席率が高く、成績も良かった。そして、大人になってからも収入が高く、犯罪率が低いという結果がでています。

また他にも「マシュマロ・テスト」という有名な実験があります。

マシュマロ・テストは、子供の目先の欲求を辛抱する能力を計測するためのもので、4歳の子供に、マシュマロを15分間我慢すれば、もう一つあげる、食べたら二つ目はなし。というような内容であり、我慢して二つ目を手に入れた子供は、将来の成績もよく、ストレスにもうまく対処しているということでした。(*2018年に実施された対象を拡大した実験で、二つ目を手に入れるかどうかは経済的背景と相関が高く、長期的な成功に対しても経済的に恵まれているかが重要)

これらから、中長期的な目標を見据えることができる、または誠実である能力は、将来の成功に繋がっていると考えられます。

非認知スキルの鍛え方

本書では、子供の実行機能の発達によい影響を与えるものはわかっていないが、悪い影響はわかっているそうです。

非認知スキル:実行機能 の発達の悪影響
・虐待
・親の情緒不安定
・テレビ・スマートフォンの受動的な長時間視聴
・睡眠不足

これらは、前頭前野など、脳の働きのなかで、感情のブレーキをかける部分の働きの発達に影響がでることや、感情のコントロール方法を学べないからだとあります。

大人に対しても考えると、「スタンフォード大学の自分を変える教室」では、「意志力」を高める方法として、下記のような内容が書かれています。

・瞑想をする / ゆっくり呼吸する
・睡眠をとる
・お菓子を避け、ナッツなどを食べる
・やるべきこと、やらないことを決め、実行し、意志力の筋力をつける

リモートワークになることで、今まで以上に自分をコントロールする力が重要になってくると感じています。

これは大人も子供も、どう高めていくかが重要なのではないでしょうか。

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小倉 研太 / プロマネ x フルリモート

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プロジェクトマネジャー x フルリモート。兵庫県の田舎在住で、フルリモートでカオスなプロジェクトを推進しています。東京のスタートアップに勤めていましたが、生活の質をあげるために、兵庫県に移住。リモートワークやプロジェクトマネジメントに興味のある人はつながりましょう。