上野の西郷像は有名ですが、すぐそばにある彰義隊の墓はあまり注目されません。幕末の上野戦争で互いに戦ったもの同士ですよ。私なんか彰義隊を贔屓目に見たいですけどね。
上野の戦争で薩長軍が彰義隊の陣に大砲を撃ち込み、一瞬のうちに勝負がついたと伝え聞かされました。その時の大砲の一つが、上野広小路辺りからだったと知り、早速出向きました。
「ちょっとお伺いしますが、昔薩長軍が大砲を据えた場所ってのは、どのあたりだったんですかね」
交番勤務のお巡りさんに尋ねると
「いやぁ、旦那さん、ここではわかりませんね」
とのこと。
今時そんなことネットで調べれば済むことぐらい私にもわかります。でも、広小路まで出向いてきたのですから、正確でなくてもいい、現地からの情報を知りたかったのです。残念。
どら焼きでも買って帰ります。
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