霞が関の緊張感

派手な看板もなければ、縄暖簾の居酒屋もありません。歩道の所々に見えるのは各省庁の警備員の姿です。これを絵にするのは至難の技です。各所には防犯カメラが備えられ迂闊に近づけません。

方法は一つだけ。手際よく素早いスケッチをすることです。

それでも相手側から見れば、不審者にしか見えないでしょう。そうこうしている間に一枚描き上げたのですが、お堀端の警官が相変わらずこちらに視線を送っているのがはっきりとわかりました。

ここらが潮時かと察して仕事終了。今回の短いスケッチは緊張感が画面に現れれば成功と思いますが如何でしょうか。

法曹会館

法務省


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