東京都の「新型コロナウイルス感染症対策サイト」に驚いた話

 ふとニュースサイトの小池さんが移ってる画像見たら、背景に東京都のコロナ対策サイトを見るようなガイドが出ていた。行政が出す情報ってどんなだろうかと思ってのぞいてみました。

 まず軽さに驚きました。対策サイトとはいえ、ほとんどポータル的なサイトで、データとリンクが多いイメージです。そしてこのデザインとシンプルさ、早さ、行政のゴテゴテしたサイトとは対照的な作り。これは相当詳しい人やってるな・・・と思って、ヒントはないかとソースを見ると

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 なんて出てくるものだから、ん?nuxt.js?CDN?と思って調べてみたら

$ nslookup stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp
Non-authoritative answer:
stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp   canonical name = covid19-tokyo.netlify.com.
Name:   covid19-tokyo.netlify.com
Address: 157.230.35.153

ぐは~!実態はnetlifyか~と思って、めちゃくちゃ驚きました。netlifyはgithubなんかと連携してホスティングしてくれる、優秀なCDNです。てことは・・・と思ってよく見たら、githubにリポジトリがあって、協力したい方はプロジェクトに参加できるようになっています。

 海外ではこのようなパターンはよく見ますが、日本でもやってるのは少し感動です。東日本大震災の時、行政のミラーサーバー作りに終始していたレベルとは大違いです。私も普段から気をつけてる大事なことがCODE_OF_CONDUCT.mdに書かれていました。

情報は人に届けてこそ意味がある。UX(ユーザエクスペリエンス)を大切にする。

また最後に

Build with people
都庁の人だけではなく、様々な人々とともに作る
市民エンジニアの貢献を歓迎する
情報を求める人達とともに、サイトを育てていく

 という、互助の精神についても書かれていました。

 実際どれくらいの勢いかはわかりませんが、意思決定する人がある程度決まっていて、大勢の人が携わるプロジェクトにgithubはかなり有用です。今後も充実してくと思いますので、自分でできることはあるかSlackに参加してみようと思います。

 本当は・・・このサイトが消滅するのが一番なんでしょうけども・・・

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