キャンディーズの楽曲の中からダンスミュージックを掘ってみる
ふと、日本のアイドル史にキャンディーズという文化があったことを想う。
キャンディーズといえば、子どもの頃にテレビの懐メロ特集で観たりした記憶がうっすらとあるくらいで、わりとつい最近まで「春一番」や「暑中お見舞い申し上げます」「年下の男の子」などといったヒットシングルを数曲知っている程度でした。
ランちゃん。スーちゃん。ミキちゃん。
グループの特定の誰かを応援するという"推し"のカルチャーをつくったのも、キャンディーズが発祥と言われているそうです。活動中に前もって卒業を宣言するといった現在のアイドル活動の型をつくったのも彼女たち。キャンディーズが活躍したのは1970年代初頭ですから、40年以上に渡って令和の今までその文化がずっとずっと受け継がれているわけです。これは本当にすごいこと。そりゃあ伝説のアイドルと呼ばれるわけです。
Apple MusicとSpotifyを確認すると、キャンディーズのほとんどの曲がストリーミングで公開されていましたので、あらためてかたっぱしから聴いてみることにしました。
・×・ 〜♪
・×・ 〜♪
☆ × ☆ !!
やっばい。正直、びっくりしました。お三方の歌唱力が高いのはもちろんのこと、楽曲も素晴らしいですね。驚いたのはファンク、ソウルミュージックが多く潜んでいたこと…!(特にオリジナルアルバムに)
録音も素敵です。それぞれの楽器の音の粒立ちが良く、くっきりとしている。
聴いていくうちにだんだん気持ちが高まってきました。レコ屋でレア・グルーヴを掘り起こした気分です。
これはもしかして、キャンディーズのダンスナンバーばかりを並べて再編集すると、イケてるディスコアルバムができるのでは?私はそう企みはじめました。
できました。
↓↓↓
『Candies Disco! キャンディーズで踊ろう』
1.HELLO! CANDIES
2.LOVE ME LOVE ME
3.MIDNIGHT LOVE AFFAIR
4.その気にさせないで
5.待ちぼうけ
6.若い日のひととき
7.年下の男の子
8.エトセトラ
9.帰れない夜
10.危険な関係
11.恋がひとつ
12.雨の日に偶然
13.オムレツをつくりましょう
14.エプロン姉さん(マキちゃんに捧げる唄)
15.あなたに夢中
完全にフロア対応のやつできました。
踊るためのキャンディーズ。
きっと、中高年も中高生も踊り出すんじゃないかと思います。
再生するだけでおうちを架空のダンスフロアにしてくれるディスコプレイリスト。
よろしければ、どうぞ〜💿💿🦭チュキュチューン
【Apple Music】で聴く
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