マガジンのカバー画像

朝の読み聞かせ

15
小学校での朝の読み聞かせの時間に読んだ絵本や昔話(ストーリーテリング)の紹介をしています。
運営しているクリエイター

2018年12月の記事一覧

[朝の読み聞かせ]寒い季節に体がぽかぽかしてくる絵本

[朝の読み聞かせ]寒い季節に体がぽかぽかしてくる絵本

ここのところ、ぐっと寒さが体にこたえるようになりました。そんな季節の読み聞かせにぴったりなのは『きつね森の山男』(馬場のぼる こぐま社)です。

この絵本、初版が1974年ですが、私も子どもの頃、大好きだったのを覚えています。40年以上経った今でもまったく古びず、子どもたちの心をとらえます。

読む時間は10分強、朝の読み聞かせ(15分)にもちょうどいい長さです。幼稚園年長ぐらいから高学年まで、幅

もっとみる
[朝の読み聞かせ]サンタを信じなくなった年頃の子どもたちに

[朝の読み聞かせ]サンタを信じなくなった年頃の子どもたちに

読み聞かせでは季節感を大切にしたいと思っています。ということで、今の時期は、やっぱりクリスマスの本!

ただ、「クリスマスの本」と言っても、それこそ山のようにあります。読み聞かせる相手は小学校4年生の子どもたち。「あれもいいな」「これも読んであげたい」とあれこれ迷った末、『急行「北極号」』(絵と文 C・V・オールズバーグ、訳 村上春樹 あすなろ書房)を選びました。

まず、なんと言っても絵が素敵!

もっとみる