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家事をするのはなんのため?
こんにちは。
今日は、当研究所 理事の三井(主婦歴16年、家事代行歴12年)が記事を書かせていただきます。
家事代行歴12年というと、さぞかし家事のプロフェッショナルかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
とくにきれい好きでもないですし、人並みの家事ができればよいと思っている、いたって普通の主婦です。
先日、あるテレビ番組をみていて、ふと思うことがありました。
都内のかなり高価なタワマンに住んでいる独身男性で、身なりもきちんとしていて、一見すると誰からも羨ましがられそうな生活をされているように見えます。
ですが、いざ生活をしている室内に入ると、足の踏み場もないくらいのゴミの山の中で暮らしているのです。
ですが、その男性曰く、この部屋での暮らしで不便を感じることもなく、生活する上で何も問題ない、だから片付けなくても特に全く問題ないと話していました。
自分が快適になるための家事
何が言いたいのかというと、家事は決してしなければならない義務ではないと言うことです。
家事は、暮らしている人が快適に暮らすための手段です。
散らかっているほうが快適だという人もいれば、チリひとつない空間で暮らしたいと思う人もいます。
それぞれが思う理想の暮らしをするために、する必要があるのが家事なのです。
冒頭の男性は、家事をしない生活が快適で、部屋が散らかることよりも家事をしない快適さを選んでいるだけにすぎないのです。
ちょっと極端な例ですが、私にはこの男性の気持ちが少しだけわかります。
自分が苦しくなる家事はしない
片づけることがストレスなのか?
部屋が散らかることがストレスなのか?
あなたは、どちらのタイプでしょうか?
虫が発生したら、気になるけどそれまでは気にならない。
排水溝が詰まって水が逆流して臭いが出てくれば気になるけど、逆流しなければ困らない。
そんな基準が誰にもありますよね。
自分の感じる限界のラインを超えそうになったら、きっとその時が片づけるタイミングかもしれません。
それは誰が決めるものでもなく、自分自身が決めるものです。
どこまで片づけたらよいのか?
その答えがあるとすれば、生活するのに困らない程度に、ということになるのでしょう。
快適な暮らしとは?
快適な暮らしは、人から押し付けれらるものではありません。
また、これが正解という明確な基準があるものでもありません。
ちなみに私は、ほどよく生活感のある部屋で暮らすのが結構好きです。
理由は、とっても便利だから(笑)
あれこれいろんなところにしまい込んでしまって、きっちりするのもいいけど、手の届くところに何もかもある生活も捨てがたい、その絶妙なバランスの中間をとって暮らしています。
割と完璧主義な夫とやや潔癖気味な息子がいるため、ゆる家事志向の私にとってストレスになることもそれなりにありますが、それはきっとお互い様でしょう。
まずは自分の心と向き合ってみると、自分自身がどうしたいのかわかります。
頑張りすぎない家事
ゆるーく向き合う家事
そんな家事を教えるお手伝いができたらいいなと思ってます。
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