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子どもにお手伝いをさせることのメリット

子供にお手伝いをさせることはたくさんのメリットがあります。

手伝ってもらう側にも、手伝う子供側にも、よい効果がたくさんあるのです。

子供にやらせると時間がかかりそう
かえって手間がかかる
子供は遊ぶのが仕事だから

と、子供にお手伝いをさせないことのほうが、子供の挑戦したい、褒められたいという意欲をつぶしてしまうことにもなりかねません。

余裕がない時には「また今度ね」と断ってしまってもよいと思いますが、子供が「やりたい」というシグナルを出した時が、お手伝いデビューのチャンスです。

ぜひ、かわいいお子さんにお手伝いをしてもらいましょう。

自立への第一歩

お手伝いは自立への第一歩です。

親は、いつまでも子供に寄り添って生きていくことはできません。
いつかは、親とは別々の人生を歩んでいく時が必ずきます。

「自分のことは自分でできる」

成長するにつれ、そうなっていくのが当たり前ですが、そのためのスキルを学ぶのにお手伝いは最適なのです。

子供のうちからお手伝いをさせることは、生きることを教えるのと同じことです。

食事をしたり、睡眠をとったりするのと同じように、掃除や片付けも生きていく上で大切なスキルです。

家族の絆が深まる

お手伝いをさせることで、親子の中でコミュニケーションをとる必要がでてきます。

やり方を教えたり、仕上がりを確認したりすることで子供と向き合う時間が増えます。

家族は一つのチームです。

家での暮らしを快適にするため、家族がそれぞれに協力し合いながら、家事の分担をするのは、当たり前だという意識が家族の絆をより深めます。

子ども自身の成長につながる

お手伝いを通じで、家族の中での役割を持たせることは、家族の一員であるという自覚につながり、子供自身の成長に繋がります。

具体的には、以下のようなものがあります。

・褒められることで、自己肯定感が育まれる
・段取りを工夫することで、考える力が身につく
・自分の仕事だと認識することで、責任感が生まれる

職業訓練になる

お手伝いの中には、その行為そのものが職業訓練になるものもあります。

お皿洗いは飲食店で、掃除や片付けは清掃業などで、そのまま業務スキルとして高く評価されるものだからです。

ハウスクリーニングや家事代行の仕事も今ではポピュラーな職業となっています。
日常的にお手伝いをすることが、そのまま職業訓練になっているのです。

まとめ

どうでしょう。
お手伝いにはこのようにたくさんのメリットがあるのです。

そして、子供がお手伝いをしれくれたら、親は感謝の言葉を必ずかけるのを忘れないようにしなければいけません。

年齢によっても、できるお手伝いは違ってくるかと思います。

まずは簡単なものから、徐々に複雑なことを教えていくことで、親子ともに成長できるチャンスにつながったらよいですね。



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