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森のようちえんで「企業が求めるスキル1位 コミニケーション能力」を鍛えた話


子供が大人になったときに絶対に必要なものってなにかなーと思って調べていたら、「企業が求めるスキル1位 コミニケーション能力」と出てきました。それで思い出した、長女のコミニケーション能力について書きます。

コミニケーション能力って子供の時から練習できるじゃん!!と思います。「どう感じる?」「なんでそう思ったの?」など、子供の気持ちを聞いてあげれば、親が気付くこともたくさんあります。子供の話は長くてめんどくさいけど、得るものがあります。


ただの自慢ですが、うちの長女は言葉選びのセンスが素敵です。なぜそうなったか私の推測です。

長女は小学校に行くまでの3年間を森のようちえんで過ごしたのですが、ここで鍛えられたのかなと思います。長女の行っていた森のようちえんのスタッフは、ときどき裁判官のような立場で手助けすることはありますが、基本的には子供がケンカしていても見守ることの方が多いです。
子供たちは何か問題があっても、自分たちで解決する必要があります。

大人が介入するのは「怒ると決まっている3つ」だけです。


「ケンカせずに仲よくね~」とか「小さい子にも優しくしてね~」とか、そういう声掛けもありません。ケンカしてどんどん相手のことを知って、関係が深くなるという感じです。表面的に仲よくっていうよりか、いいところも悪いところも知っている戦友みたいになる気がします。


長女の同学年は4人いました。女2人、男2人。長女と同学年の女の子は、どちらかというと勝気で人見知りをしないタイプ。内向的な長女とは全然性格が違います。それでも同学年の女子は他にいませんので、一緒に遊ぶことになるのですが。。。

最初、長女は黙って言うことを聞いてただけらしいのですが、だんだん嫌になって逃げる、追いかけてくる、やっぱり逃げる、話し合いをする、という時期が何か月もありました。「今日は絶対に遊ばへん!!」って気合い入れていったけど、お迎えに行ったら2人で大笑いしてることもありました。遊ばないと決めて逃げ切るか、一緒に遊ぶのを諦めて年下の子供に付き合うか、ちゃんと話し合ってお互いの気持ちを確認しながら遊ぶしかないんです。良くも悪くも、同じ学年の女子は自分か彼女しかいません。

そこで長女は、彼女を怒らせないようにコミニケーションに工夫をしたようです。これは周りにいてくれた森のようちえんの大人が子供に話しかけてる様子を、長女が注意深く観察して学んだんじゃないかなと思っています。

もちろん同学年の彼女にも大きな成長がありましたが、ここでは省きます。


最近の長女は相手を否定する言葉はめったに使いません。
「そのアイデアは素敵やけど、ここは変えた方がいいと思うねん」とか「誘ってくれてうれしいんやけど、今日は遊びたい気分じゃないねん。」と相手を傷つけずに自分の気持ちを伝えます。

そのコミニケーション能力は、小学校に入ってから担任の先生がものすごく褒めてくれました。

長女が元から持っていた言葉選びのセンスがあるのかもしれません。でも開花させてくれたのは森のようちえんだったと思うし、長女の友達には本当に感謝しています。色んな揉め事があったけど、今では楽しい遊びを一緒につくれる大事な存在になりました。

ただの仲良しではないです。お互いの好きなこと嫌いなことを知っていて、なんでも話し合って解決策を探し出す関係。未就学でここまでの友達を作れるってすごいよね。


で、話は戻りますが
これからの子供が必要なスキルはなんだろうと検索して「企業が求めるスキル1位 コミニケーション能力」と出てきたときに、これって子供でも鍛えられるなと感じました。これからAIが発達してもコミニケーションは必要だろうなとも思います。

たとえ話す相手が人間じゃないとしても。。。





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