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嫁姑バトルの行方

ちょっとだけ誰かの手伝いが必要になってきたお姑さんがいます。


基本的には家族を大切に想い優しい人なのですが、3年前から「あれ??」と思うことがあり、脳ドックを受けて発覚した前頭葉のある何かのせいでときどき感情のコントロールが出来ません。

私は夫の実家に頻繁に出入りする嫁なので、だいたい週に2時間ぐらいお姑さんの色んな話を聞きます。
コーチングの勉強もしているから傾聴の練習です。

なので、お姑さんが何に困ってて何を大事にしているのか、彼女の息子である私の夫よりも理解していると感じています。この数年、自由におでかけ出来なくなったころから寄り添って話を聞き続けてきました。
話を聞いていると、ずっと我慢して生きてきたんだなって思います。

私は、彼女になるべく幸せに過ごして欲しいなと思っていたので、おかずを持って行ったり掃除したり、やりすぎないように気をつけながら色々とサポートしていたのですが、本当は長男嫁(私)ではなく自分の子供達や彼女の夫に思いやってもらいたかったのではないかなと。。。

「まだ何でも出来る」という彼女のプライドもあったかもしれません。



家族みんなが気が付いているのに目を背けている「お母さんの様子がおかしい」という現実に1人で立ち向かい無理をしていたのかもしれません。

夫の実家に孫たち含めて近い親族全員が集まってるとき、7年間ゴミ置きになってしまっている部屋の片付けの話になり、ついに私は大声で怒鳴ってしまいました。。。


「まじ、ふざけんな!!」

「もう1人では何にも出来ひんのや!!」

そんなことは、ちょっとずつ自覚していて不安に感じていることは知っているのに。時間かサポートがあれば、まだまだ1人で出来ることはたくさんあるのに。。。

完全にやってしまった。

売り言葉に買い言葉です。

「あんた私に喧嘩売ってんの?!」って上から目線で言われましたから。。。

でも反省してます。


幸い、

私の夫は「俺、けいこさんの味方やし。長い時間かけていろんな方向から考えてくれてるねん。ごめんやけど、もうここには居らへんわ」と言い、帰る準備を始め

ずっと現実を避けていたお舅さんは「けいこちゃん申し訳ないな。なんとかするから」と帰る私たちに言い

小学生になっている孫たちは事態の深刻さを察知し、「もう二度とここで一緒に遊べないかもしれない」とシクシク泣きだし

私たちが帰った後、夫の弟が粘り強く説得したらしいのですが、

軽度認知障害の状態にあるだろうと思われるお姑さんが事態をきちんと理解できるのは数日たってからではないかなと予想します。


仕方ないことですが、自分の中の何か守るために全てにおいて言い訳をして、目の前の現実はグチャグチャになっているのに、自分のことしか考えられなくなっている様子のお姑さんに、家族全体のバランスを見ていた私の限界がきたんだと思います。

現状から抜け出せれるように整えてあげたいと思いすぎて、知らぬ間にお姑さんのペースを無視して、過干渉になりすぎたのです。

いや、ずっと寄り添ってたら死ぬまで現実は変わらないし、ほっておいたらお父さんの健康状態も悪くなると思ったので。。。。


私じゃなかったら、違う人が怒鳴ってたでしょう。

いつの世も姑に恨まれるのは嫁の役割です。
今後まったく介護しなくていいならハッピーです。
私がキレて怒鳴ったお陰で、今まで知らんフリしてた家族全員がお母さんの方を向いたように感じます。

それはそれで良かったのかもしれません。


家に帰って落ち着いたときに、同じ土俵に立ったままではいけないと感じたので、「お母さんの不満を聞かされるのが嫌いだった。お母さんには幸せな人生だなと感じて過ごしていて欲しいと思っていた。勝手に1人で暴走しすぎたのかもしれません。大きな声で怒鳴って申し訳ありませんでした」と謝罪のラインを送りました。

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読んだとしたって、もう私が何かしてあげられることはないんだろうな。

許してもらいたいと思って謝っているわけではないし、先に謝ったからって私が100%悪いとは思っていないのです。。。

この先どうなるんだろう。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!