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【セラピスト向け】触り方と動かし方のコツ

はじめに

セラピスト(PT、O、,ST、柔道整復師、マッサージ師、整体師など)であれば必ずクライアントに触って動かすことがあります。このnoteではセラピストがクライアントに触るとき、動かすときのコツをお伝えします。セラピストの皆様がご自身で現在使っているテクニックに加えて取り入れてもらえると効果が増すと思います。

あくまでも私の経験に基づいた内容がベースになりますので、科学的根拠などを重視される方には向いていない内容になります。

<目次>
・触り方のコツ
 -タッチの効果
 -触り方で可動域が変わる
    ①自分の状態を意識する
    ②皮膚を意識する 
    ③意識を利用する
    ④生理反応を意識する
・動かし方のコツ
 ー重心を意識する
 -固定部位と可動部位を意識する
 -関節の運動を意識する
 -意識を利用する
 -皮膚の動きを考慮する
・まとめ

触り方のコツ

▮タッチの効果▮
①疼痛軽減
 いわゆる「手当て」です。痛みを伝達する神経線維より、触圧覚を伝達する神経線維の方が電動速度が速いため、疼痛の信号が遮断されるため、痛みが感じにくくなります。
 また、手から微弱電気が出ていることから軽い血流改善効果があります。

②癒し効果
 触っているだけで相手が安心するということがあります。しかし、これは信頼関係が前提にないと難しいかもしれません。また、相手が不快に感じる触り方でも癒し効果はないです。
 また、触り方ですが、1秒に約5㎝に速度で皮膚をさすると副交感神経が優位になると言われています(「手の治癒力」山口創著より)。逆に、1秒に20㎝の速度で皮膚をさすると交感神経優位になります。

③絆形成
 スキンシップをすることにより脳下垂体後葉からオキシトシンというホルモンが分泌され、このホルモンが信頼関係構築に関わると言われています(「人は皮膚から癒される」山口創著より)。特に背中をさすると効果的だと言われています。

▮触り方で関節可動域が変わる▮
これは簡単に言うと、手の力を抜いた状態で相手にとって快である感覚を入力することと、生理学的に力が抜ける状態を誘導するような触り方がセラピーとしては良いですが、この要素をいくつかご紹介します。

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ここからは有料となります。動画もいくつかありますので、興味があればご購入して頂ければ幸いです。

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