野球 17/100
息子氏(高2)の野球部の練習試合を観戦に来た。
試合開始まであと一時間。暇だ。
浮かんだことを、そのまま書く。
今日は13:00からプロ野球クライマックスシリーズ「カープ×DeNA」第二戦も行われる。昨日のカープは気持ちのいい勝ち方をした。
秋山翔吾選手のサヨナラヒットは、観てる者の「気持ちよさ」においてはベストと言える軌道を描いて、センターの一番深いところに落ちた。
いいものを見た
野球は好きだ。「死ぬほど好き=7」から「ミリも興味なし=0」までの8段階評価なら「5」くらいの「好き」だ。
いわゆる「観る専」だ。やるのは苦手だ。
外野の守備につけば、フライの落下地点が寸前まで見定められずカクカクアタフタしてしまう。無声映画時代のチャップリンのような挙動で、目も当てられない。
打撃では、ミート寸前に「フッ」と生き物のようにバットをかわす、物理法則に反した魔球をピッチャーが投じてくる。当たるわけがない。
この魔球は誰に対しても投げていいものではないらしい。一部の選ばれし者(僕もそこに含まれている)に対してだけ、投じることが許されているようだ。その「一部」がどのような基準でリストアップされるのかは不明だ。ピッチャー業界内部の者だけが知らされる暗黙のルールがあるらしい。僕としては遺憾だ。アンフェアがすぎる。
ちなみに息子氏も「魔球使用許可選手リスト」に入っているようだ。僕以上にボールに嫌われている。当初はキャッチボールもままならなかった。よく入ったなと思う。メンタルタフネスだ。
人数少ないので試合に出たりもしている。入部当初よりは多少マシになってるが、外野フライ捕球率は5割程度だ。観てる方がドキドキする。
だけどまぁ楽しそうにやってるので、嬉しい。ヘタでも寛容に受け入れ助言し仲良くしてくれてるチームメイトたちに感謝しきりだ。
そう言えば、今は病床にいる父は無類の野球好きだった。そこそこ上手かったと聞いた。野球中継がある日は父がテレビを独占した。職場(中学校)では監督をしてた時期もあったらしい。どんな監督だったのだろう。
父は体調が良くない。CSや日本シリーズを楽しめる余裕があるといいが。
あっもうすぐ試合が始まる。
みんな頑張れ。
カープも頑張れ。
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