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順手で懸垂が上がらないわけ

今日は懸垂の話です。

同じ懸垂でも、持ち手を変えただけでまったくできなくなるという体験をしました。器具をつかむときに、手のひらをこちらに向けるか、あちらに向けるかで懸垂の上がり方がまったく違ったのです。

なぜなんだろう? 

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無理をしないダイエットを始めて半年。食事管理・ウォーキングに加えておこなっているのが筋トレです。

筋トレメニューは、懸垂・腹筋・腕立ての3つ。各メニュー10回×3セットを目標にして始めました。

懸垂はつらい

このうち、腹筋と腕立ては初日から目標クリア。しかし、懸垂は最初は器具にぶら下がるだけ。それでもくじけず続けて、やっと3セット計で20回近くまで上げられるようになりました。

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逆手はなじみが深い

懸垂を始めた時から、持ち手は何も考えずに逆手を使ってきました。逆手とは手の平がこちらを向く、器具の持ち方。逆上がりをする時の鉄棒の持ち方です。小学生の頃に覚えた持ち方が、そのまま自然と出たのでしょう。

それがつい最近、これに似た写真をたまたま目にして、

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そういやぁ、鉄棒のもち方には順手(手の甲がこちらを向く)もあったなぁと。よしゃ、次回は順手でやってみよう。

すでに逆手では少々上がるようになっていましたから、同じように上がるもんだと疑いもしませんでした。

それが、

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まったく上がらないのです。

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逆手の方が懸垂はしやすい

手のひらをこちらに向けた持ち手(=逆手)で力を発揮する行為は、実は普段の生活の中でも知らず知らずおこなっています。例えば、買い物袋を持ったり、バケツに水を汲んで持ってくる動きもそうです。

日頃おこなっている動きは、身体を動かすこつを覚えているそうです。普段まったくおこなわない動きに比べれば、力の出し出しどころが自然と分かるというのは理解できます。

また、持ち手を逆手で懸垂を行うと、

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広背筋に加え、上腕二頭筋の稼働率も高いため、ダブルパワーで懸垂がしやすいのだそうです。

対して、順手(=手の甲をこちらに見る)は普段の生活ではあまり使われない持ち手であるということ。

そして、懸垂をおこなう際に逆手に比べ上腕二頭筋の稼働率が低いため、広背筋がしっかり鍛えられていないと懸垂ができないと言うことです。

わたしの広背筋はまだまだ未熟であるがために、順手では懸垂がまったくできなかったわけです。

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当分は今のまま、逆手で懸垂をおこなう

長年トレーニングもせず、こんなゆるんだ身体のわたしでも、できないと言うのはくやしい。よし、持ち手を順手に変えて逆手と順手、どちらもできるようにしてやろう。

しかし、これから持ち手を順手に変えて懸垂をおこなうことは得策ではないようです。なぜなら、今の筋肉の状態で持ち手を順手にして懸垂をおこなっても回数がまったく上がらないからです。

確かに、二日に一度の筋トレで順手懸垂を1回おこなえたとしてもトレーニングになるとは考えにくいです。

逆手で行う懸垂でも広背筋は鍛えられますから、逆手での懸垂を続けて目標回数をしっかりクリアできるようになったら、あらためて順手による懸垂にチャレンジしてみようと思います。

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遊歩道に備え付けられた器具一つ。使い方でいろいろなところを鍛えらえるようです。基礎代謝を上げて、早くダイエットに寄与できるような身体になりたいです。


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