昨晩は試験前夜、論文締め切り前夜の気分でした。
地域振興協力基金の募集期間の締め切りが4月21日です。
信用金庫地域交流室が取りまとめをするのですが、受付は自治体です。
ワンクッション入るので、時間的余裕がありませんでした。
私は追い詰められないと、やる気にならないタイプで、今回の助成申請書の事業が腹に収まっていませんでした。
前からそうですが、何でも、組み立てては壊し、また組み立てる。
そうしているうちに、何かインスピレーションが湧いてきて、これで行こうと考えがまとまります。
今回の申請も仲間で何度か話し合いをしましたが、もう一つ自分の中での組み立てが出来ていませんでした。
考えながら、すべきこと、テーマを書き出したり、マインドマップで整理したり、他人から見ると、何もしていない様に見えますが、頭の中で考えているのです。
と言っても、自分で考えている風ではなく、一度情報を頭にインプットすると、後はほったらかし、頭脳が勝手に整理してくれて、答えが出てくるパターンが多いのです。
最近はチャットGPTで、情報、条件、目的、方向性を与えると、整理した文章がアウトプットされてくるので、大助かりです。
その他、テキスト、マインドマップ、PDF、ワード、エクセル等アプリを駆使してPDFの申請書を作成しました。
助成金事業のテーマは 「地域社会の振興発展に関する活動」として、そのテーマの中で、事業を組み立てました。
取り組む団体として、ご近所での自然農法グループ「三場坂ファーム」です。近くに三場坂清水があり、分かりやすいのでこの名にし、昨年から始めています。
稲作や野菜類、なりもの、等々を中心に作り、自家消費し、一部を公民館での朝市に出品しています。
補助金申請の事業名を「三場坂ファームを通じて地域社会の元風景の復活、維持、伝承、交流、情報発信を目指す」としました。
里山の集落は何処も同じですが、人口減と高齢化が進んでいます。
山間部、里山を維持、管理するためには、人手が必要です。林道を維持するのも、側溝を掃除したり、道の左右に張り出す、雑草や木々の枝を払わないと、すぐに道は通れなくなります。
私はこの里山暮らしを始めて3年目ですが、ご近所の自治体活動で、地域の景観、インフラが維持されていると、強く感じました。
ただ、観光で滞在、通過するだけではどの様に景観やインフラが維持されているか分かりません。
日本の里山の景観はそこに住む人々の働きによって守られているのです。
今回の助成金申請は、少しでも限界集落に近い存在を維持、管理し、未来につないでいく為に活動する資金の一部として申請したのです。
申請書を作りながら、どうすれば、守るべき里山の課題をクリアし、未来に繋げることが出来るか?と模索したものです。
することは日常に延長ですが、それが継続されることが大事なことだと、改めて感じた次第です。
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