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自分の小説に感想を頂けて嬉しかったので……!


・はじめに

皆様はじめまして。クロジョウトと申します。
(多くの方がはじめましてだと思いますが、もしそうでない方が居たら嬉しいです)
SNSでは不定期で創作小説を投稿しています。宜しくお願い致します。

今回は、自分の小説に感想を頂けて嬉しかった為、自分の小説を宣伝したいと思います。

・どんな小説?

タイトルは『【おきがるX(エックス)小説】『気になるあの子は陰キャ? 陽キャ?』です。
こちらは読者の貴方自身が主人公となり、様々な出来事を体験する小説になっています。

(※)Xは自分の好きなSNSを代入して下さい。
(※)本作の無断転載・複写を禁止いたします。

百聞は一見に如かず。まずはこちらをご覧ください。


・小説のご案内【序盤のみ】

先程の画像を見て準備ができた! という方に向けて、小説の世界を少しご案内します。
(今回は1から5までです)


1 キミは生徒会の書記候補

 キミは二猫 (にびょう)中等学校に入ったばかりの中学一年生。これからの学校生活に大きな期待を抱くキミは、生徒会の仕事を志願した。

「生徒会は風紀を乱す生徒が居ないかどうかをチェックするのも仕事なの。書記候補の貴方には活動記録を取って貰うわ」

 キミは今、生徒会の仕事を教えて貰っている所なんだ。
 生徒会の活動を記録する、キミの責任は重大だ。キミは、これから起こる出来事についてどんどん記録していく事になるだろう。

「そうそう。生徒会のメンバーは役職で呼び合う事になっているの。だから私の事は庶務 (しょむ)と呼ぶように。いいわね」

 そんなキミを導いてくれるのは、生徒会で庶務を務める、眼鏡をかけた真面目そうな女の子だ。

 キミはここがどんな学校かまだ分からない。だけどキミは噂で、よく聞く女の子の名前を思い出した。

 庭白 (にわしろ) ゆりこ

 校内で有名なのかと思い、庶務さんに聞いてみると……

「庭白ゆりこ……ですって? なんていやらしい名前なの!」

 庶務さんは人が変わったかのように、烈火のごとく怒り出した。

2 庭白(にわしろ) ゆりこはこんな人

 突然の言葉にキミは驚いた。庭白ゆりことは、そんなに素行のいやらしい生徒なのだろうか?
 一体どういう事か? キミは改めて庶務さんに聞く事にした。

「そうね……庭白ゆりこは、この学校に居る以上は避けて通れない名前よ。まずはこの資料に目を通しなさい」
 キミは庶務さんから、庭白ゆりこについての資料を受け取る。

 名前:庭白 (にわしろ) ゆりこ
 クラス:一年A組
 評判:容姿端麗。入試結果も上位と頭が良いとの噂あり。

「見た目がいいからって惑わされては駄目よ。油断したら最後、いやらしい彼女の餌食になる事は間違いないんだから!」
 どうやら庶務さんが、庭白ゆりこをいやらしいと判断している事は間違いない。

 しかしキミには、その情報だけでは彼女がいやらしい生徒とは判断できそうになかった。
 とはいえ、真面目そうな庶務さんが嘘や冗談でそんな事を言うとも思えない。キミは大いに悩んだ。その時──

『キミが気になるあの子がどんな子か……分からない時は陰キャか陽キャで判断したらいいよ!』

 キミは、ここに来る前に生徒会長から教えて貰ったアドバイスを思い出した。

3 気になるあの子は陰キャ? 陽キャ?

『キミが我が生徒会の書記に立候補した子だね? これからよろしく。書記候補ちゃん』

 庶務さんと行動を共にする少し前、キミは生徒会長から声をかけられていたんだ。

『恐らくキミは、これから色んなタイプの女の子に出会う事になる。それこそ、私みたいに可愛い子とかね!』

 真面目な挨拶から一転、生徒会長はキミに自身の可愛さをアピールしてきた。
 彼女は背丈が小さく、中学生というよりは小学校高学年の女の子みたいに見える。
 その意味では、可愛いという表現は正しいのかもしれないが……その時のキミは、ここで思考が止まってしまったんだ。

『おぉっと真面目だね。それじゃあ私からも真面目にアドバイス。キミが気になるあの子がどんな子か……分からない時は陰キャか陽キャで判断したらいいよ!』

 生徒会長のアドバイスは、随分とシンプルなものだった。

『要は難しく考えない方がいいって事。それと、キミが気付いた事は、どんどん書いていこうよ。キミは書記候補なんだからさ』

 キミは生徒会長のアドバイスを思い出した。それはきっと、庭白ゆりこの事を判断するのに役立つはずだ。

4 いざ一年A組の教室へ!

「さあ準備はいい? 庭白ゆりこのいやらしい行いを止められるのは……私達だけよ!」

 さあ、キミはいよいよ庭白ゆりこの元へ向かう事になる。

 今キミと庶務さんが居るのは、自分のクラスである一年B組の教室。(キミも庶務さんも中学一年生だからね)
 庭白ゆりこが居るのは──隣りの一年A組の教室だ!

「がんばれ庶務ちゃん」「庭白さんはすぐそこだよ」「今日こそお話できるといいね」「書記候補ちゃん、サポートよろしく」

 キミ達は周りのクラスメイトから応援の声をかけられる。
 これは生徒会の人気か、あるいは庶務さん自身の人気か……いずれにしても頼もしい。
 せっかくなので、キミはその応援の声も記録する事にした。

 庶務さんは勢いよく一年A組へと向かっていく。キミは置いていかれないようについていく。
 そしてキミ達が教室に入ると……

「ちょ、ちょっと離れて鋼玉 (こうぎょく)さん!」
「ん~、ゆりこってば今日もかわいい! いい抱き心地だよ~」
「そういう問題じゃなくて……」
「大丈夫。お姉さんがゆりこを守るからね!」

 ポニーテールの背の高い女の子が、庭白ゆりこに抱き着いていた。

5 庭白ゆりこはいやらしい?

 キミ達が一年A組の教室に入ると、確かに庭白ゆりこはそこに居た。背の高い女の子に抱き着かれた状態で。

「ちょ、ちょっと離れて鋼玉 (こうぎょく)さん!」
「ん~、ゆりこってば今日もかわいい! いい抱き心地だよ~」
 鋼玉さんと呼ばれる背の高い女の子は、庭白ゆりこに抱き着いて離れない。
「そういう問題じゃなくて……」
「大丈夫。お姉さんがゆりこを守るからね!」
 庭白ゆりこの抵抗むなしく、鋼玉さんは現状を維持していた。

 キミにはこの様子が、庭白ゆりこが鋼玉さんから離れたがっているように見えた。
 しかし庶務さんは、キミとは違う考えのようだ。

「な……なんていやらしいの! 庭白さん、朝から誘い受けで鋼玉さんを誘惑するだなんて……鋼玉さんから離れなさい!」

 どうやら庶務さんは、庭白ゆりこが鋼玉さんを誘惑していると判断したようだった。

 確かに一見、庭白ゆりこは巻き込まれているように見える。しかし、庶務さんの言うように誘い受けの可能性もある。

 庭白ゆりこが何を考えているのか? それはもう、本人に直接話を聞くしかない。
 キミはいよいよ、庭白ゆりこに接触を試みる事にした。

【この記事ではここまでです】

・あとがき

ここまでご覧いただきありがとうございます。
もしこの小説の続きが気になる! という方はこちらからご覧いただけますので是非!


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