共通テスト直前勝負の1ヶ月!!
いよいよ共通テストまで、一ヶ月半となり、気持ちに焦りが出てきたり、不安で勉強に手がつかなくなったりする頃かもしれません。ここまで、よく頑張りました。あと少しの辛抱なので、もう少しだけ頑張りましょう!
センター試験から共通テストになって、まったく形式が違ってどのように対策を行うべきか分からないと考えているかもしれません。ですが、作問側は同じ大学入試センターですので、基本的な共通テスト対策としては、センターを含めた過去問(試行調査や追試も含む)を解きつつ、市販されている予想問題集に取り組むといいと思います。まとめて時間の取れる週末に全教科模試形式で取り組むのもいいかもしれません。
※市販の問題集の中には、表紙には予想問題としていながら、実際の共通テストが行われる前に行われた模試等を記載している場合もありますので、ご注意ください。
ここからは主要3教科について、個別の対策について記載します。
□国語
海洋大の共通テストの配点では、理科1科目よりも配点が大きいので対策が必要です。かといって一日中やってもできる様になるものではないので、毎日少しずつやることをおすすめします。
○方法
国語(評論・小説・古文・漢文)から一種類決め、一週間その分野の過去問を一日一題解くというやり方です。毎日同じ分野に取り組むことで、次第に解き方のポイントがみえてくるようになります。そして重要な事は、毎回取り組んだ後に、自分のミスの分析をおこなう必要があります。どのような理由でミスをしたのか、ノートにまとめます。これをしばらくくり返すと自分のミスの特徴を理解することができます。また、通しの演習を通して、どのような順番で問題を解くのか決めておくことも必要です。手順を変えると解きやすくなったなんてこともあります。自分に最適なものを12月のうちに決めてしまいましょう。
□数学
実際に海洋大に入ってみて、自分も含め品川キャンパスの学生は、数学が苦手な人が多いです。(越中島キャンパスの学生は、数学が得意な人が多いです。)そこで数学で点数を稼ぐことができれば、周りの受験生と差を付けることができるので、頑張っていきましょう!!
○方法
数学は模試等で「時間が足りなくて、解き終わらなかった〜」って言いがちですよね。まずは、それが本当に時間がたりなかったのか確認する必要があります。一度と解き終わった模試を時間無制限でやってみて見る必要があります。
(1) もし満点近く取れるようであれば、時間を意識して、計算スピードや解く手順などを考える。
(2) もし、時間制限ありでも解けない場合は、その分野が弱点である可能性があるので、個別で演習をおこなう必要がある。
また、これも国語と似たやり方ですが、同じ大問だけを続けて解くという方法も有効です。1時間で三年分同じ問題を解いたりすることで、作問者が同じであることから、傾向を掴むことができ、その分野を早く解く事が出来るようになります。
さらに、全体を通して行う演習では、どの分野から取り組むのか決めておくことも重要で、時間配分を練習する必要があります。また、一つの問題にこだわり過ぎるのではなく、解きには捨てて、他の問題に取り組む勇気も必要です。海洋大は決して、数学で満点を取る必要はありませんので。
□英語
英語に関しては、共通テストの約4割の配点を占める海洋資源環境学部志望の受験生にとって特に重要です。この英語の点数によって合否が大きく変わるといっても過言ないと思います。特に、200/250(環境・エネの配点)を占めるリーディングについて取り上げたいと思います。
○方法
英語はとにかく時間を意識しながら、できるだけ多くの予想問題を解き続けることが重要だと思います。どうしてもあの量の英文を見ると圧倒されてしまったり、やるきが出なかったりすると思います。それに対する耐性を付ける必要があります。また、素早く内容を理解し、問題を解く流れも確立することができます。リーディングの場合、一度コツをつかんでしまったら、あとは安定して高得点が可能で、楽しくなってきます♪
○コツ(個人的にうまくいったポイント)
1.先に問題を軽く見て、どんなことを読みとる必要があるのか頭に入れておく
2.特に長い問題の時は、各段落の内容を一言でメモしておく
3.文章を読みながら次こんな感じの内容がくるんじゃないかっていうのを
予測しながら読む
4.「Fact or opinion」の問題は、文章を読む前に仕分けして、
選択肢を消しておく
Opinion:形容詞が入っている、推量系の助動詞が含まれている
Fact: 過去形が含まれている
→多くの問題を解いて、自分の中で仕分けする基準を設定する
ラストスパート頑張れ!!
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