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びっくり・がっかり依存症にご用心

インターネットを長年利用している中で、これは誰も言わないけど気をつけたほうが良いなと思うことがある。

それが「びっくり・がっかり依存症に気をつけたほうが良い」という事である。

多くの人は言わないけれど、実はびっくりとがっかりは物凄く依存性が強い。

例えば朝のニュースを付けると、海外のトラックに惹かれそうになって間一髪!とかの衝撃映像系が流れたりする。

交通事故のまとめ動画なんかもそう。ビックリするという感覚には物凄い依存性がある。

だからインターネットにはビックリが多い。「あの有名人がこんな不祥事を!?」とか「あの悪い人がついにこのライン超えを!?」みたいな。そういうビックリに依存しないように気をつけた方が良い。

更に言うと、がっかり。という感情は更に依存性が強い。


がっかりというのは「悲報。約束された神ゲー。まさかのクソ仕様でクソゲーでした・・・」みたいな情報の事。

実は素晴らしいと思われていた事が素晴らしくなかった。のようながっかり系の情報は本当に依存性が強い。

油断をすると、インターネットというツールを「がっかりする準備」をしながら新しい情報を探るという意味不明な事になりかけない。

びっくり・がっかり依存性になる人の特徴としては「根は優しい」という人格的特徴がある。

根が優しいからこそ他人の不幸や不祥事やトラブルという情報に「ひっかかる」。だからこそがっかり情報に依存してしまう。

逆に「いや、関係ないし」と冷たいスタンスを取れる人はそもそもびっくりやがっかりな情報に引っかからないのである。

ここが皮肉な所だな。と思う。優しい人間はインターネットを触ると、がっかりやびっくり情報に傷つく。だからこそ他人を傷つける。でも、他人に冷たい人はそういう情報に引っかからないから他人を傷つけない。

優しい人間の方が他人を傷つけるというシステムが完成してしまっている。

がっかり依存性を抜け出すコツは「よし、がっかり終わり!」と、がっかり感情に区切りを付けること。難しいけれど、意識的にそうしないと、がっかり依存性のループから抜け出せない。

誰も言わないけれど「がっかり・びっくり」には依存性がある。タバコより多分凄い。ので、気をつけて欲しいっていう話でした。


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