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来月で31歳にもなるのに自分から何かを誘うのが苦手だ

来月で31歳になる。

でも、僕は未だに克服できていない人間としての傾向がある。

それが自分から何かを誘えないという事だ。

今ではなぜそうなったのかを正確には覚えていないのだけれど、人間の心理の癖は過去によって形成されるという言説がある。

つまり、過去に自分から何かを行動する事によって、傷ついた経験があるんだと思う。

何かを自分で誘うことができないから、僕はいつも受け身だ。

しかし、今は人間関係にしても肉食がガン有利なメタバランスになっており、自分から話しかけたり誘う行為ができる人間のアドバンテージは物凄いと思う。

草食系なんていう事があるが、結局の所あれは、自分から先制して他人から拒絶されるのが怖いからだと思う。

恋愛にしても人付き合いにしても、草食系というのは他人から拒絶されるのが怖いんだと思う。

僕も怖い。

他人から拒絶されても死ぬわけじゃないと長い人生経験でわかっていても自分から誘う事が未だにできない。

自分からリプライを送る行為を、もうここ7年はやっていないんじゃないかと思う。

いい加減肉食になりなさい。人間関係にしても恋愛にしても、肉食な人が全部持っていっちゃうのよ。告白は自分からしなさい。デートは自分から誘いなさい。チョコは自分から送りなさい。じゃないとオイシいトコは全部肉食に持ってかれちゃうじゃないのよ。

そう自分にどれだけ言い聞かせても、自分は臆病風から来る草食ムーブをやめられない。

レストランで、すみませんと口にする時ですら躊躇があるのだ。

つまりこれは「コミュニケーションにおいて先制攻撃をしたくない」という、極めて臆病で卑近な思考から来るモノなのだ。

今日もまた、リプライを自分から送れなかった。

今日もまた、通話の誘いを自分からできなかった。

31歳にこれからなるのに、僕は拒絶されるという恐怖にすら勝てていない。

パソコンのモニターの前でため息をつきながら、ストリートファイター6のランクマを今日も回す。


ぼっち・ざ・ろっくの後藤ひとりを見て「自分から誘うというムーブができない」気持ちが僕にはよくわかる。

ひとりには虹夏が来た。ギター!と言って、誘ってくれた。

でも、虹夏がいなかったらどうだろう。

そして、僕の人生にも虹夏ちゃんは来ないのだ。だから自分から扉をノックするしか無い。

それでも、僕は虹夏を待ってしまう

自分はどこかに連れて行ってくれ。という気持ちにの中で文字を書く事までしかできない。

・・・この話にはオチは無い。

なぜなら克服できていないからだ。

ので、ここで話は終わりとする。

臆病な僕の気持ちを、ここに残しておく。

DLチャンネル勢の皆様、FF内の皆様、ぜひ通話とか自由に誘って下さい。引きこもりなので外は出れないけど、人と話したい気持ちはあるので。

・・・と、ここでもまた「受け身の姿勢」。後藤ひとりは、僕だったんだなぁ・・・

この記事はここで終わりです。


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