4月こそ、腰を据えてじっくりと　−2021年4月度の運勢について（4月4日〜5月4日）−

龍宝です。

これを書いているのは、2021年4月3日。

次のステージに進むために色々あった3月も、気学では今日でもう終わりとなります。

3月の一占では、地面から次々と新しい芽吹きがあるかの如く新しい展開が起こってくる時。

ただ、全てが順風満帆とはいかないようで、将来的にはまだ何か問題は孕んでいるという変化の兆しが見え隠れするとお伝えしました。

皆様の周りはいかがでしたか？

社会全体は、正常に戻るかのように見えて、まだ各地で不安を孕んだような状況が続いていますね。

4月から新年度となりましたが、いまの状況がどのように変わっていくのか。

スタートの季節だからこそ、運命学の視点を少しだけでも持ってもらって、いい方向に人生を運んでもらえると嬉しいです♪

なお、4月は、旧暦だと、正式には
4月4日22時35分から5月5日15時46分までを指します。



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１．今月の特徴について（運命学の視点から）

4月は、三碧木星（さんぺきもくせい）の壬辰（みずのえたつ）の月となります。

三碧木星は、雷であり、電波やスピード、爆音、などを表すと同時に、発見や発明（アイデア）、飛躍、躍動、などを意味する九星でも若々しい星の一つです。

春の陽気も手助けして、動きたくてうずうずする気持ちになったり、世の中全体が少し騒がしくなる可能性があります。

そして、4月の干支は壬辰（みずのえたつ）です。

壬は「水」であり「大海」を意味し、辰は陰陽五行の考え方だと「土」を表します。

水にとって、土は清らかさを土で濁し堰き止める存在なので、干支のバランスとしては相剋の関係になっています。

そして、今年の干支は、丑の中でも「辛丑（かのとうし）」と言われる金の丑です。

実は、年の十二支である「丑」と、月の十二支である「辰」は、破（やぶれ）という関係になっており、約束が破談になったり、物事を完遂する前に途切れてしまったりする相性で、あまりよくありません。

干支や五行のバランスをみて、総合的に言えることは、「出る杭は打たれ安い」と言ったところでしょうか。

意気揚々と勢いよく何かを始めようとしても、社会全体の運気が新しい物事を破れさせようと、動いているように感じます。

すったもんだの東京オリンピックでは聖火リレーが始まりましたが、世間の冷ややかな目は、これから始まる運気を象徴しているようにも感じます。

若い男性（子供から青年期、50代くらいまでと思っていいでしょう）がテーマとなる時なので、活躍がある一方で、不祥事もまた多くなるタイミングのようにも思います。

一般生活においては、三碧木星はスピードや爆音を表すので、交通面は注意が必要ですね。4月3日には台湾で大きな電車事故がありましたが、無事な方が一人でも多いことを祈るばかりです。

２．一占してみました（周易から）




伝統的な易占いである、周易で易を立ててみました。
※4月1日の朝に易を立てた結果になります。


そして、「風天小畜（ふうてんしょうちく）」という結果を得ました。



その意味は、逆風が吹いて、少し時ずつしか進めない時、となります。

ただ、風は常に吹き続けるわけではないので、少しずつ地道に進んでいけば、風がやむ時にすんなり進める、という意味もあります。

物事を、強行しようとすればするほど、その時に多くのエネルギーを使うことになり、結果として目的地に到達しにくいこともあるでしょう。

進みたいけど進めない時は、進めない時なりの動きと、計画の見直しが必要となります。

これから未来に進む上で、自分は何を本当に大事にしていきたいのか。

重荷となりそうなものにははやめに見切りをつけて、身軽になることも大切です。

そして、時には家族や大切な人の意見を聞いてみるのもいいかもしれませんね。


３．気をつけることについて

４月にもう一つ注意することとして、春の土用が4月17日から5月4日まであることが挙げられます。

春から夏に本格的に移行する前の準備期間で、この時期は土のエネルギーが乱れるとされています。

古来から、土いじりや旅行、新しいスタートは避ける時期とされていました（何かをどうしてもしたいなら間日を活用する手もあります）

夏や冬の土用ほどではありませんが、季節の変わり目は体調も崩しやすく、気持ちも散漫になりやすいので、何かを始めるなら、この時期は避けた方がいいかもしれませんね。

4月の注意点をまとめると、逸る気持ちをグッと堪えて、腰を据えてじっくりとがテーマになると思います。

いいスタートが切れた！と思っても、世間の情勢が変わったり、上の方針が変わって、見直しとなることが連続するように思います。

世間の変化に翻弄され不平不満をボヤくより、自分がコントロールできる範疇で、やると決めたことに腰を据えてじっくりと取り組んでいくことが、開運のカギとなりそうですね。

なお、今回お伝えしたのは、今月が持つエネルギーの話で、全体的なお話です。

個人ごとの運気は、生まれた年月日時によって、違いがあります。
あくまで「今月はこんなことが起こりやすい月なんだなぁ」とご参考としてとらえてみてください。

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それでは、よい1ヶ月をお過ごしください♪