あえて捨てた先に、受け取るもの
今日も龍宝として、開運にまつわることを書いてみます。
実は、2020年3月、己卯の月は、開運法のひとつである方位取りをするうえでは非常に大事な月でした。
方位取りは、自分の運命星と相性の良い方位のエネルギーをいただき、吉を呼び込む古来の技。祐気取りとも呼ばれ、開運法のなかでは基本となるものです。
特に、この3月は特定の条件がそろう日が複数あり、私が学んだ流派では特に大事にしているタイミング。
感染症予防の観点を忘れず、マスクを着用して密をさけ、車で移動しながら、私は軽井沢、水戸、長瀞へと伺う機会がありました。
それぞれの場所で、得難い体験をしました。
軽井沢では、大きな御池で、ひとり祈らせてもらうことができ、水戸では、突如訪れた雷雲と快晴がくっきりと分かれ、空の上に吉凶が同会していました。
そして、今日お伝えしたいのは、長瀞での体験。
方位をいただく神社でお詣りする前に、この方位の意味や、干支がもたらすエネルギーについて同行いただいた師から説明がありました。
人は、何かを得よう得ようと、欲しいものばかりねだるものだが、この世の変化は、今あるものの価値を変え、勝手に手元から離れていく。
終わりがあれば、始まりもある。
子のエネルギーをうけてすでに新しい時代がはじまっているととらえて、今日は、自分の意思で、何を捨てるかを、決めたらどうか。
捨てた分だけ、入ってくるものを受け取ってみてはどうか。
要約した内容ですが、上記の趣旨のメッセージでした。
何をあえて、捨てるか。
決まっていた予定もなくなったり、
自由に身動きが取れにくくなったり、
いろんなひとの意見に振り回されたり。
何かをなくすことを恐れることが続いていたこの冬、このメッセージは、とても考えさせられるものでした。
失うことはやっぱり怖い、です。
当たり前だと思っていたものを、あえて捨てることは、これまでの自分が大事だと思っていたものにあえて見切りをつけることは、本当に勇気のいることだと思います。
その一方で、あえて捨てなくてはいけないときもあったな、、、と思い出していました。
特に、私は東日本大震災後。
当たり前だと思っていたサラリーマン、ビジネスマンとしての生き方を捨てて、人間について学びたい、精神の世界を究めたいと思い、無知のまま飛び込みました。
それが、善かったのか悪かったのか、わかりませんが、こうせざるを得なかったと思いますし、それ以外の未来が想像できないので、捨てて受け取ることはできていたのかと思います。
それから、九星も一巡りし、また岐路へと立ち、何をあえて捨てるのか?
そう問われているようにも思いました。
その後、境内へとあがり、お詣りをしました。
その日は、たまたまご神木を剪定する作業がダイナミックに行われていました。
伸び放題となっていた枝を、クレーンにつるされた職人さんがチェーンソーをつかってきれいに刈り取ります。
境内にあがるまえに、聞いたメッセージが、顕在化して目の前に現れ、驚きました。
この樹は、ここで何年いきているのだろう。何度、自分の枝を削いできたのだろうと思いました。そして、置かれた場所でどこに向かって伸びていくのか、考えました。
開運法の話から逸れてしまいましたが、これからどうやって生きていくか、何を信じていくのか、私たちは明確に問われていると思います。
これからの旅を心身共に少しでも快適にしていきたいのなら、あえて捨て、何を受け取りにいくのかを、考えてみてもいいのではないかと思いました。
そして、人生の取捨選択をしていくうえで、開運法はそのヒントを与えることは出来ると思います。捨てた分、もっとその機会も、もっと増やしていきたいとおもっています。
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ご参考:2020年4月節入り後の運勢について
こちらもあわせてご覧ください。
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