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我が家の猫様の話

Noteのサムネやヘッダーに水着グラビアの如く引っ張りだこのモフぞうの話をします。

まずはプロフィールから

名前:まろ
→ 由来は母の直感

性別:オス
→ 若い頃に去勢してるせいか声は可愛いまま

年齢:9歳
→ かの震災の年に生まれ、我が家に来ました。

品種:スコティッシュフォールド
→ 耳が折れてないから安かった

来た理由は「引きこもり息子のため」

この子が家に来た頃、僕はほぼ引きこもりで拗らせに拗らせていました。
辛くても頑張り抜いて来たタイプの母親からすると、「頑張れない病」に苦しむ息子に何をしてやれば良いのか日々苦心していたと思います。

そんな苦しい状況が続く中、母が唐突に切り出します。

「猫飼おっか?」

僕はとても驚きました。
母は基本的にそういう大きな変化や買い物には消極的だからです。

でも今思うと、一家全員猫好きな我が家にとって猫の存在が何かを変えてくれると感じたのかもしれません。

とはいえ、家族が増えることにイマイチ現実感が持てずにいたのもあってその時は話半分に聞き流していました。

すると一週間もしない内に母がこう言ってくるのです。

「ペットショップで飼う子決めてきたよ!」

「マジかよ…」、猫は大好きですが正直こう思っていました。
ペットを飼う事を想像するとまず浮かぶのはペットロスのことです。

それくらい僕はネガティブなんです。
生き物を飼うということはその子を最後まで面倒見るということ。
責任があまりに大きいと感じていました。

ですが、母に促されるままその次の週末に迎えに行くことに。
ペットショップに迎えに行くと、まだ何も知らないまろ君がいました。
きょとんとした顔で僕を眺め、抱っこをすると指をペロペロしてきます。

「この子が僕の家族に」

不思議と涙が出そうになったのを覚えています。

最新の注意を払ってキャリーを抱え、家に連れて帰りました。

リーズナブルな天使

実はまろ君は結構ピンチな状態でした。
彼は品種こそスコティッシュフォールド(耳折れが特徴)ですが、耳が立っており、毛色も少し不揃いな配色をしています。

(この通り、お尻から尻尾にかけて茶色いのです。)

そんなこともあってか彼は売れ残りの憂き目に遭い、母が下見に来た頃には8万円ほどに値下げされていたそうです。

後にも触れますが、この子がもたらしたものは8万円どころのものじゃないので結果的にそれで良かったと思います。

飼ってみてどうだった?

良かったに決まってんだろ、舐めてんのか

ペットを飼う人の気持ちが分かりました。

ペットが作り出す日々の幸せは、何物にも代えがたいものがあります。
我が家は母子家庭の二人家族ですが、この子がいることで会話のきっかけが生じたり、心の支えに日々の生活に臨んだり出来ていると感じます。

「いつか最期の瞬間がくるから」と得るのを惜しむべき幸せではなかったと確信しています。
それこそが最高の学びなのかもしれません。

来年にはもう10歳になるのですが、1日でも長く元気に幸せに生きてくれればと思います。

それにしてもアザラシみたいだ。

よかったら連載中のマガジンも読んでください〜

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