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SNS広告の特徴を勉強してみた


こんにちは!新卒1年目で企業様のマーケティングをご支援する会社で働いております、中村海渡と申します!

業務としては、企業様のメディアインハウス化を支援するSaaSプロダクト「SEARCHWRITE」のマーケティングユニットの一員として、
インサイドセールス部隊の立ち上げ・仕組み構築を行っております。

今回は主要SNS広告(Facebook・Instagram・Twitter・LINE)の種類を勉強をしていきたいと思います。

Facebook広告


利用ユーザー

・国内月間アクティブユーザー数:2,600万人
・年齢/男女別ユーザー数と比率

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特徴

Facebook は25歳から54歳のユーザーが特に多く、モバイルだけで利用しているユーザーは80%にのぼります。
また、実名登録制度を原則としているため、信頼関係を構築しやすく、ビジネス用途で使っているユーザーもいます。具体的には、大規模なビジネスから中小ビジネスまで、数百万ものビジネスと顧客が Facebook 上でつながっており、ビジネスのプラットフォームにもなっています。

ターゲティング

設定できる主なターゲティングは以下の通りです。

・コアオーディエンス
・カスタムオーディエンス
・類似オーディエンス

詳細なユーザー設定を行うコアオーディエンスでは、利用データ(年齢性別)や位置情報、興味関心、つながりを使用してターゲティングができます。
具体的には、ユーザー自身が入力した詳細なデータが使えるため、ターゲティングを13歳から65歳の間で1歳ごとに設定できたり、市区町村や特定の住所を半径単位でエリアを絞って配信ができたりと精度の高いターゲティングが可能です。
他にも、興味関心や利用者層、子供の有無、仕事や行動履歴をもとにユーザーが登録している情報を活用できます。

カスタムオーディエンスでは、既存の顧客データやウェブサイトにアクセスしたことのあるユーザーに、プライバシーを守りつつ既存顧客(顧客リストやピクセルのデータなどから作成)、ウェブサイト訪問者、 動画覧ユーザー、アプリの利用者などにリーチできます。

カスタムオーディエンスから類似オーディエンスを作成することもできます。
既存顧客やウェブサイト訪問者 などに特性や行動が似ているユーザーにリーチ。類似1%~10%まで作成可能です。

Instagram広告

・月間アクティブユーザー数:3,300万人
・年齢/男女別ユーザー数と比率

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特徴

利用ユーザーは、女性がやや男性に比べ多い傾向です。
5人に1人が目覚めの瞬間にログイン、デイリーアクティブユーザーのうち70%が ストーリーズ( Instagram Stories )に投稿し、5億以上のアカウントが毎日利用されています。(※2020年現在)
Instagramでは、ハッシュタグやユーザー、アカウントをフォローして、特定の好みや興味で繋がります。タイムラインにはフォローしているアカウントが「いいね!」した投稿も流れてこず、好きな情報だけを見ることのできる、まさに自分のためだけのメディアです。

そのため、好みや興味を汲み取った広告配信によって、ユーザーに広告主の商品を身近に感じてもらえる機会を得ることができます。
他にもストーリーズ では、日常の出来事が気軽に投稿されています。
こういった、生活に密着した特徴がある一方、60%の利用者が新しい商品を Instagram で見つけており、ビジネス目的でも活用できる媒体です。

ターゲティング

Instagram 広告のターゲティングは、Facebook広告と同一です。

Twitter広告

・国内月間アクティブアカウント数:4,500万人
・年齢/男女別ユーザー数と比率

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特徴

日本の月間アクティブ利用者数は4,500万人以上と日本人の約3人に1人が利用しています。(※2020年4-6月期時点)
利用者の平均年齢は35歳で、10代-20代だけでなく、30代-40代にもアプローチが可能です。
また、ユーザーの86%は Twitter で情報検索をしたことがあり、そのうち74%は「 Twitter は新しいことが発見できる場所」だと回答しています。
今起きている出来事がリアルタイムにわかると感じているユーザーも多く、情報の流動性が高いことが特徴です。特に広告の品質の算出基準に、リーセンシー(最新の話題をツイートしているか)が含まれており、 Twitter が今起きている出来事を重視していると考えられます。

Twitter 広告は、検索のキーワードや興味関心など様々なターゲティングを駆使しながら、届けたい人に広告を配信できます。
広告はオーガニックツイートと同じく、リツイートやいいねなどで、2次拡散が期待できるほか、リツイートされた広告は料金がかからないため低コストで拡散することができます。

ターゲティング

Twitter 広告のターゲティングは豊富にあり、特にツイートの投稿や反応をもとにターゲティングができるため、ユーザーがその時々に抱えているニーズや悩みなどを考慮したアプローチができます。

設定できる主なターゲティングは以下の通りです。

・デモグラフィック
・フォロワー
・類似ユーザー
・興味関心
・キーワードターゲティング
・テイラードオーディエンス
・ツイートエンゲージャー

指定したキーワードを含むツイートに対するキーワードターゲティングや、特定のツイートに反応したユーザーに対するツイートエンゲージャーターゲティングは、媒体の特徴を生かしたターゲティングです。
また、Twitter 広告は配信した広告ツイートがリツイートされるなどユーザー同士がシェアすることで、二次的な拡散が狙えます。

LINE広告

・月間アクティブユーザー数:8,600万人以上
・年齢/男女別ユーザー数と比率

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特徴

LINE の大きな特徴は、どの SNSの媒体と比べても、全年齢トップの利用率であることです。
また、ユーザーの半分以上が広告を不快だと感じておらず、日常のコミュニケーションに溶け込んだ広告掲載が行われております。
国内の月間利用数は8,600万人以上、そのうち毎日使うユーザーは86%にのぼります。

大きな特徴としては 日本最大級のユーザー数を誇る LINE に広告が出稿できるということです。
LINE が運営するアプリ、サービスに加えて、提携アプリ、サイトにも広告を配信することができるので、他の SNS では届けることができなかったユーザーにも広告を届けることができます。
多くの人に広告を届けられるという面では、リーチ拡大に大きく貢献できます。
その他にも、LINE が保有する膨大なデータを生かしたターゲティング機能を活用することで費用対効果の高い広告を配信することができます。

ターゲティング

LINE広告の設定できる主なターゲティングは以下の通りです。

・デモグラフィックデータ配信
・類似配信
・オーディエンス配信

デモグラフィックデータ配信では、年齢、性別、地域、興味関心などでターゲットを指定して配信できます。広告対象となるユーザーの属性や興味を推測してターゲティングすることで、アクションにつながりやすいユーザーを限定して広告を表示させることができるため、費用対効果の高い配信が可能です。

オーディエンス配信では、ユーザー情報を利用して、配信対象となるユーザーをセグメントできます。例えば、ある商品を購入したユーザーの端末識別IDなどが分かれば、そのデータを使って、同じユーザーに再び購入を促す広告を配信することができます。

類似配信はコンバージョンオーディエンスやアップロードした顧客情報に類似したユーザーを、LINE内で新たに探して配信します。類似性が高いほどアクションの確度は高まりますが、オーディエンスサイズは小さく、リーチできる人数が限られます。一方、類似性が低いほどアクションの確度は下がりますが、オーディエンスサイズは大きく、配信母数が増えます。

各SNSの特徴を理解し、適切な媒体を利用していくことで効率的な広告運用をしていきましょう!




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