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なぜ埼玉ビリの大学がリーグ無敗優勝できたのか?


タイトルの結論 : プレー以外で頑張ったから

頑張る理由、どう頑張るのか。

2023シーズン、リーグ無敗優勝を成し遂げ関東大学サッカーリーグノルテ1部昇格を果たした。私は練習メニューチームとして発信する側で多くの時間をかけ努力してきた。時にはプライベートを疎かにしてでも頑張ってきた。
「何故そんなに頑張れるのか?」そんなことを聞かれることがよくある。
その答えは自分の中で2つある。
1つ目は、私の過去のブログ「誰かのために」で綴っている。
2つ目は、数値目標に合わせて行動を変えたから。そもそも、数値目標とは「行動」を変えるために設定する。そのハードルが高ければ高いほど
考える力や費やす時間が必要となる。23シーズンの数値目標は「2年連続昇格」。
これを達成するためには、関東大学サッカーリーグノルテ1部の開幕戦の時に、既にリーグで1番強くなければならないと考えた。そのため私は、自チームの試合の分析、戦術の確立に時間を惜しまず尽力した。その結果、同じ相手と4回も戦う難しいレギュレーションの2部リーグを無敗優勝することが出来た。客観的に見て、同じ相手に4回勝つことの難しさは半端じゃない。分析もされるし、色んなことを試してくるし、文教大学を倒すために相手は時間をかけてくる。


なぜ去年埼玉ビリだったチームが1年で無敗優勝出来たのか?

それは、相手に対してベルトルを向けなかったからである。我々にとって、2部リーグの試合で目の前の相手に勝つことは目的ではなく、あくまで通過点(成長機会)に過ぎないと考えていたからである。だから、私は他チームの分析はほとんどせず、自チームの分析に一日平均1時間以上(週10時間以上)かけてきた。その結果、無敗優勝。自分たちが変わることで、相手を根本的に上回る。
我々はこのリーグで相手に関わらず自分たちの戦術を遂行する能力を身につけた。


なぜ頑張れたのか

結論、楽しかったから。私のやったことは自チームの試合映像を観まくり分析する・分析した上でチームの課題を提起する・その課題を解決するための練習メニューを考える・選手達がどうしたら理解しやすいかを考え発信する。こんな感じである。一見めんどくさい仕事に見えるし、大変な仕事に見える。高校の頃は試合映像を見たりするのは好きじゃなかったし、同じ作業をずっとするのは大嫌いだった。しかし、めんどくさいと思って仕事はしなかった。楽しかった。だから、生産性が上がった。このことから学んだことは、どんなつまらない仕事もどうしたらその仕事が楽しくなるのかを考えて仕事をすることがまず必要だと考えた。仕事が楽しいか楽しくないかは全て自分の考え方次第でどうにでもなると学んだ。

我々は来年さらに上のステージを目指して戦うことになる。さらに基準をあげて妥協せずに日々精進し、2年連続昇格を果たしていきたい。


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