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ぼくがモーニング娘にハマったきっかけ

2017年3月。
再就職に向けて職業訓練学校に通い、これだ!と思った企業に最後の最後の面接で落とされた日の夜。

マジでムカつくと思った。今までの時間がもったいなさすぎて泣けてくる。
関連会社やサービスを頭に叩き込んでおいたのに、ここぞという時に自分をアピールすることができなかった。
クラスの中(同じ境遇の仲間たちだ)で就職先が決まっていないのが自分だけだったから、とにかく焦っていたのである。



そんな頃、「元モー娘。道重さゆみ 2年越しに復活か!?」という記事が話題になっていた。
道重か〜。どんな人だったっけ。モー娘。の人だったか。
それくらい記憶が曖昧だった自分だったけど…


あれ、そういえば今のモー娘。ってEDMやってなかったか?
ふとそんなことを思い出した。


結構昔だけど、気まぐれで一曲だけモー娘。の曲を聴いたことがあった。
「ブレインストーミング」という曲だ。
今のモー娘。ってこういうジャンルやるんだーとその時思ったのを覚えている。
元々自分はEDM系統の曲が大好き(特にArmin van buurenというDJが好きだ)で、当時ハマっていたAKBやアイマスでもそういう曲ばかり聴いていた。
どちらも熱が落ち着いてきた頃だったので、今回も気まぐれで聴いてみることにした。

聴いた曲は当時最新曲だった「BRAND NEW MORNING」。
セットは豪華だけど、ありきたりな構図のMV。
でも新規にとってはわかりやすいMVだったので助かった。
そして何回も見たくなるようなMVだったのだ。


(あ~、なんか良いかも。他の曲も聴きたいな。)
微かにそう思い始めた自分がいた。

そこからは早かった。
つんく♂氏によって生み出されていた豊かな楽曲の数々を片っ端から聴きまくったのだ。
低迷期が今ではプラチナ期と呼ばれていること、道重さゆみがリーダーを務めてから一気に再ブレイクしていたこと、「BNM」で長めのソロパートがあった生田衣梨奈を歌唱メンだと思っていたがそうじゃなかったこと(笑)、今の楽曲はEDM系が殆どだということ(これが個人的に一番デカかった)。
19年続いてきたグループの情報量は物凄く、自分をハロヲタにするには充分すぎるほどだった。

ジャケットプレイがカッコいいダンスととっつきやすいメロディー
ここから出してと叫びまくる中毒性抜群なアップテンポトラップEDM。俺のイチオシ。


特に歌詞がイイ。まっすぐな愛も歪みまくった愛も、天才的な言い回しですべてひっくるめて表現されていて、自分のどこかにあった感情を刺激してくれる。
ああっ…わかる!これ言いたいことわかる!という語彙力0な頭と共に、つんく♂ワードの虜になっていった。

同時に他グループのこともどんどん調べて、何やらせても面白いBerryz工房に今更ハマった。(活動停止前に好きになればよかったと本気で後悔している…)
モーニング娘の記事なのに、見出し画像がベリなのはそういう理由だ。
こちらも、やはり楽曲と歌詞がとにかく良かったのがデカい。

曲調はデジタルロック×EDM。メンバーのコンディションが恐ろしくイイ


同じ頃、就職もなんとか決まり一安心。
TIKI BUNの歌詞にはだいぶ助けられた。
会社での自己紹介時に好きなものを言う時、モーニング娘。と言うべきなのか本気で迷ったが。(今では公言している)

まとめ

このように自分はモーニング娘のことをメンバーを見て好きになったわけではなく、
楽曲を聴いてハマった、けっこう珍しいタイプのオタクかもしれない。
なので特定の推し(担当)というのがいない。所謂「箱推し」という存在に近いんだと思う。

すっかりモーニング娘。漬けになった自分は、2019年のロッキン(伝説のグラスステージでのパフォーマンスだ)も生で観に行った。
あのどでかいステージで歌い踊る娘。達をこの目で見れたのは一生の宝だと思っている。

そしてハマってからというもの、最新曲が微妙というのがまだない。
Are you Happy?も、フラリ銀座も、青春Nightも、もうこれ以上の曲は生まれないだろうという感想を常に塗り替えてくるからスゴイ。
今は最新曲であるKOKORO&KARADAをずーっとリピートで聴いている。
アップテンポなEDMのような、壮大なバラードかのようなこの曲は聴いてて飽きない。心が洗い流されていく感覚がある。
これを超えるものが来るのかどうかを楽しみに、ハロオタな日々を過ごしている。

最新曲。MVの演出も相まってか宇宙を感じる。必聴。

次の新曲発売が楽しみだ。

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