ボクサーにロードワークは必要なのかを考える
「毎朝早起きして走ってるか?」
こんなことを会長やトレーナーから言われたことがあるボクサーはたくさんいると思います
私もデビューしたてのころは会長に会うたび言われていました
何故ボクサーは走らないといけないのか
「スタミナをつけるため」
「足腰を強くするため」
人によって色んな答えが返ってきそうです
今日はボクサーにとっては切っても離せないロードワークについてまとめていこうと思います
○ロードワークは本当に必要なのか
デビューしたての私は練習について自分で考えることはほとんどありませんでした
看護師をしながらボクサーとしてトレーニングをしていましたが
「夜勤だろうとなんだろうと毎日走らなきゃダメだ!」
と根拠はさておき自分ルールを作り、睡眠時間を削ってなんとか走る時間を作っていました
「スタミナつけないといけないし、足腰の強化って有名な選手も走ってるからなー」
このくらいの浅ーい考えでデビューから東日本新人王決勝まではトレーニングしていました
朝5時くらいから10km走り、ジムワーク後も約10km走る
これを週6.7日続けていました
その結果、ボクシングはどうなったかというと
スタミナが…上がる訳ではなく
足腰が強く…なった訳でもないんです
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