総称人称のすゝめ
前回、総称youについて解説しましたが、今回は他の総称人称について解説します。
まずは一覧をお見せします。
その1「you」
youは前回の記事でも触れましたが、もう少し詳しく書いてみましょう。
総称のyouは世の中の人々を総称的に差します。
「友情は買えない。」
これは
「You can’t buy friendship.」
となります。上記のyouは"あなた"ではなく"誰も彼もみんな"というように人々を総称的に差しています。
また、総称人称の和訳コツは
訳出しない。
ことです。日本語では主語の省略が頻繁におこるので、和訳の際も適宜英文の主語を無視することで自然な日本語になります。
その2「we」と「they」
この「we」と「they」は"私達"や"彼ら"という訳語の通り総称的に使えます。ただ一つ注意してほしいのが、この2つは対立概念がある時に使われます。例えば
People in the past didn’t know what we know. So they considered it as god did.
昔の人々は私達が知っていることを知らなかったが故にそれを神の仕業だと考えた。
上記の文では
昔の人々→they
今の人々→we
というふうに対立関係が成り立っていますね。こう言う時に総称の「we」、「they」が使われやすいです。
その3「one」
oneはyouとの違いを理解しておくのが大切です。
youは複数扱いですがoneは単数扱いです。なのでbe動詞や三単現のsに注意してください。
また、oneはyouより硬い表現なので口語では使わないほうが良いです。
それぞれの解説は以上になります。
総称人称はよく使うし問題にも出てくるのに知らない人が多いですし、英検などの英作文でも多用できるので絶対に知っておいたほうが良いです。
以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございます。
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