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映画:沈黙の艦隊を見た感想

今回は沈黙の艦隊を見た感想について書きたいと思います。
気難しい話は今日はしません。

数日前に沈黙の艦隊を見に行きます。
Xを見ている人達は既にご存じだと思いますが、本日はそれについて発言をしたいと思っております。
ネタバレしない程度に話しますのでご安心ください。

実写化を聞いた時

先ずは沈黙の艦隊を実写化するというニュースを聞いた時は大きく驚きました。
この作品は小学生時代に漫画・OVAアニメで見ましたが、非常に面白い作品だと思いましたが、実写化には向いていないと思っていたからです。
そもそも、当時はソ連は崩壊していましたし、原子力潜水艦・核ミサイルという話題に自衛隊が協力してくれるのか疑問でした。
しかも「空母いぶき」のトラウマがありましたので失敗するかもしれないという不安がありました。

公開が近づくにつれて

公開が近づくにつれてPVの映像を見ているとツッコミみたい点がありました。
それがアメリカ海軍の軍人が海兵隊の服を着ていたことです。
アメリカ海軍で太平洋艦隊の司令官をしているスタイガー大将の着ている服は一見アメリカ海軍の服にも見えます。
しかし、襟の形状が違います、正しくは2番目にある画像がアメリカ海軍のシャツになります。
恐らく服を調達する担当の人がこれを間違えてしまったのでしょう。
まあ、一般の人はそんなことには気づかないのですが、私のようなめんどくさいミリオタからすると大問題なのです。
ちなみにこの写真をアメリカ海軍の方に見せる機会があったんですが、一瞬で「これ海兵隊じゃない?」とツッコミがきました(笑)


上映後の感想

見た感想は非常に満足感がありました。
これは「空母いぶき」と比べているのが影響かもしれませんが、大沢たかおさんの演技力は見事ではないでしょうか?
対潜戦はアスロックを雨あられと発射しており、非常に面白いと思いましたた、実際に沈黙の艦隊の漫画でもあのようなシーンは多く見られました。
しかし、実際の対潜戦はあのような迫力あるシーンではありません。
実際の所は対潜担当の護衛艦とヘリコプターが連携補足し、潜水艦の撃沈します。
艦隊の全艦艇によって対潜をすることはありえません、ですが映画でそれを描くと迫力あるシーンが取れないのでボツになります。
現実の戦闘を再現してもそれがストーリー上邪魔になることは容易に想像ができます。
こうした厳しい状況の中であれだけの作品ができたことは素晴らしいことですし、「続編できないかなー」と期待させる内容であることは間違いありません。



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