ALLHOMEはじまります。
いつもありがとうございます。吉住海斗です!
ついにALLHOMEが始まります。
そして9月13日には法人登記も完了し、いよいよ「合同会社トンボ」として本格創業です!応援シェアしてくださるととっても嬉しいです!👏
🏠 🏠 🏠
【結論】何をやるのか
すでにご存知の方もいるかもしれませんが、私たち合同会社トンボは児童養護施設で働きたい。と思ってる方に向けた求人サイトを開発・運営していきます。右も左も分からない大学三年生の自分が絶対にカタチにしたい!と人生で最もバタバタしています。すごく楽しいです☺︎
会社名は「トンボ」 グラウンドを整備するあれです。
自分は次の人のために何かをして死にたいし、そんな物を体現してたのがトンボだなって思いました。未来の自分たちや「誰か」の為にグラウンドを走って整備していく。トンボはそんな「誰か」を想ったサービスを作っていきます。
次の人たち、それは自分かもしれないし、会ったこともない誰かかも知れない。誰かなんて分からないし、関係ない。でも、次の人のために何かをすることはとっても素敵なことだと思っています。そんな想いを込めて、まずは自分の育った児童養護施設と向き合っていきます。
クラウドファンディングページには立ち上げ時の思いの丈や、なぜやるのか?が乗っていますのでもし良かったらご覧ください!
【前段】これまでについて
私は幼少期から虐待を受け育ちました。お世辞にも虐待があったから今があります。なんてのは言えないのだけれど、自分は社会に育ててもらったから今があるとはハッキリ言えます。
それは、児童養護施設で暮らしていたとかではなく。身近な大人や友達に素敵な人が多く居たということである。幸いなことにいつも自分の周りには、本気な大人が側にいた。そんな大人に憧れていたのだ。家庭には居場所がなくても社会には自分の居場所があったのだ。
初めての憧れは中学校の先生だった。
虐待に気付いてくれたということはもあるが、生徒と常に向き合うスタンスに自分は強烈に惹かれた。言うまでもなく、単純なので自分は学校の先生をめざすことになった。
学校の先生になりたい。
その思いだけで、大学受験や経済的な問題。ありとあらゆる壁は夢のおかげで、なんでも乗り越える事ができた。一方で児童養護施設から大学に進学する人は圧倒的に少ない。それだけでなく、施設が息苦しかった自分にとっては、子どもたちの可能性に蓋がされていた感覚があった。
そんなこんなで大学に入り、塾の先生に没頭しながら気付いた事がある。「勉強が教えたいわけじゃない」ということだ。自分は夢を与えてくれた先生のように、ありきたりで偉そうだが、きっかけを自分を通じて与えたいと気付いたのだ。
そこからは迷走という名の
がむしゃらに様々なことに挑戦していった。
・🏆ビジコン
・🍅産直サイト立ち上げ
・🌽とうもろこし2t売る人
・👨💻5社で長期インターン
・🏠古民家宿の店長
・👜鞄持ち
留年もしたけれど、、、
自分のやりたいことの解像度がグングン上がっていくのを感じた。
そして自分は社会に育てられたからこそ
可能性を最大化できる仕組み。を作っていきたいと気づいた。
施設出身とか性別も国籍も何もかも関係なく、ただ、その人が持つ可能性を少しでも広げる事がしたいと思うようになった。
(この事についてはまた後ほど詳しくnoteに)
🏠 🏠 🏠
【Why】なぜやるのか?
英国では銀行家の稼ぎ1ポンドあたり社会に与えるのマイナス8ポンド。逆に保育士の稼ぎ1ポンドにつき社会価値はプラス8ポンドと試算されている。
きっとここで言うプラス8ポンドは子どもの可能性がもたらすモノだと考えている。児童養護施設の先生もきっとそう。一方で離職率は50%と言われ、この数字は生活していたときにヒシヒシと感じていた。
当時、自分は感受性が高いのか、一緒に生活する先生の気持ちが手にとるようにわかりました。"大好きな先生が苦しんでいることも"
そんな大好きな先生は、子どもと、大人に板挟みにされて苦しんでいました。自分(子どもたち)にとっては『いい先生』でも。組織や施設にとってもは『悪い先生』だったからです。そんな先生の心が折れてしまった時。自分だけにこっそり離職を決めたことを報告にきてくれました。たくさん『ごめんね』って言ってくれたけれど、なんで先生が謝らなくちゃいけないのかよくわからなかった。お互い沢山泣いた後、しばらくして先生はどこかへ行ってしまい。自分の前からいなくなってしまった。すごく寂しかった。
当時は仕方のないことだと思っていた。施設だからって
社会に出て、他の施設について知ることが増えた。施設ごとに異なる想いに沢山触れてきた。その時に思ったんです。『あの先生がこの施設だったら辞めなかったかもしれない』その時にALLHOMEを思いつきました。もう2度と望まない離職は起こしたくないって。
情報量を増やす事による、ミスマッチ解消だけではなく、労働環境やDX化まで包括的に取り組んでいきたいと思っています。
【We】私たちのスタンス
「透明性」
全国に児童養護施設は600施設あり。
予算は児童一人当たりいくら。と言う仕組みで決まっています。
だからこそ、各施設さんからいただくお金は本来児童に使う事ができた。と言う前提のもと自分たちがの経営状況はきちんと伝えていこうと思っています。すべて意思決定の理由をきちんと伝え。本当の意味でのサスティナブルな採用システムを作ることを目指しています。もっと大事にしてることも沢山ありますが、なかなか言語化が追いついてません。ゆっくりトンボを育てていこうと思っています。
そんなトンボのメンバーもnoteを書いてくれました
エンジニア・上野
UXデザイナー・中嶋
【最後に】あいさつ
私にとっては初めての起業になります。学生だからといって一切の妥協はせず、素直に学んでいき、1つ1つのことを愚直にやりきっていきたいと強く思っています。たくさんの辛いこと、たくさんの嬉しいこともあると思います。それらの全てを受け入れて、挑戦して社会を少しでも前進させるサービスを仲間と一緒に作っていきたいと思っています。応援のほどよろしくお願いします。立ち上げにご協力くださったDEの牧野さんをはじめデザイナーの吉澤さん。クラウドファンディングを支援してくださった方の期待を超えられるように全力で走っていきます。自分の信念を執念で実現させます。
ここまでお読み頂き、本当にありがとうございます。読んでくださった皆さま、社会的養護業界の皆さま、これからどうぞよろしくお願いします。
合同会社トンボ
吉住 海斗
いただいたサポートは、学生として勉学のために使わせていただきます。