写真とプリントと紙の質感
改めてビジュテクで使ったイルフォードの半光沢紙を見てみると、特性のない特性を持ったいい紙だなぁと思います。0ってすげえんだなって感じ。
展示会で使ったクリスピアは光沢感がありすぎて、湿度の高ーい質感を持ってしまいました。湿度±5みたいな笑
林口先生によると、「植物園の写真みたいだね」という評価でした。なるほどなぁ。
教えてもらったことは、紙質によって質感と質量が変わってきて、人の感じ方に影響する。イルフォードを提出用に指定したのは、特性が無くて、ブツ撮りの写真に余計な情報を入れないから。あと、安くて良いから。出来るだけ表現者が撮影した時に感じた感覚をプリントで再現することが大事だってことを教わりました。
じゃあ、我々が使っているiPhoneのディスプレイは質感があるか?と言われたらそんなにないなぁと、思いました。
定期的に大きい紙でプリントしてみないと、見分ける能力が低下しますね笑