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ボズ・スキャッグス〜ライブ2024年で観た原点

とうとう観ました、ボズ・スキャッグス。
AORと呼ばれたボズの70年代から80年代半ば全盛期、30代半ばにしてミドルマンと称して違和感もありましたが、さすがに79才のジェントルマンとなってました。
それにしても22回目の来日、今まで何故かチャンスを逃し今回初めて観るライブとなった次第であります。
ほぼ名盤シルク・ディグリーズからの選曲、そしてAOR時代のヒット曲とブルースナンバーをてんこ盛りで取ってくれました。

○ロウダウン
後にトトを結成するスティーブルカター、ジェフポーカロを迎えて作ったミディアムテンポのソウルナンバー。

ボズは30代半ばで「ミドルマン」というアルバムを出してます。
あの渋さはどこからくるんだろうかと以前から思ってましたが、今回のライブではっきりしました。
アーバン・ブルースが原点ですね。
BBキングやロバートジュニア・ロックウッド、ちょっとジャズのムードも漂うブルースが原点なのでしょう。

○ローン・ミー・ア・ダイム
デュアン・オールマンとのコラボアルバムに収録されていたスローブルース。

バンドメンバーは、ベースにウイリー・ウィークス、サイドギターにマイク・ミラー、ドラムスにテディ・キャンベル、キーボードにマイケル・ローガン、サックス、キーボード、ギターとマルチミュージシャンのエリック・クリスタル。
なかでもエリックはテナー、ソプラノサックス、ピアニカと演奏が格段にフィーチャーされてました。

○ハーバーライツ
ボズのメロディーが光るバラードナンバー。
後半ラテンビートに変わっていくところが面白い!


バラードもハーバーライツ、燃え尽きて、ウイ・アー・オール・アローン
三曲やってくれました。
79才で良く通る声には驚きました。
独特の鼻にかかったようなボーカルはすくにボズだとわかる感じ。

○ブレイクダウン・デッド・アヘッド
ボズのアップテンポなナンバー。
やっぱりアンコールで演奏されました。

アンコール三回、2時間越えのコンサート、大変良かったです。
欲を言えば、バックコーラスに女性2人ほど入った方が良かったと感じました。

では最後にボズの名バラード、ウイ・アー・オール・アローンを貼ります。

○ウイ・アー・オール・アローン
説明不要、問答無用のバラード。
唯一ボズがギターを置いて心込めて歌った一曲でした。

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