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《雑記》 即席5Cスタッフver.2022.12

◇構築

作成にあたり、最近のカードについてその全てまでは把握できていません。なお、知らないカードがあるという事は、周辺のサイクルをはじめデッキにした時の感覚がすっからかんで原型はおろか一切頭に収納されていないといったイメージで捉えています。

◇下地

◇5Cスタッフへの見解とか

まず、ハイランダーと言えば、公式にそんなフォーマットが存在してデュエパーティくらいで、普通客観的に見て「自分で制約を設けてやっている」フォーマットとされる割に、デドダムでさえそれが2枚だと違和感を覚える「ハイランダー脳」でそれを見渡している気がします。

これはTwitterで見知らぬ他人のハイランダー構築へのリプライとかに使ってしまうと問題になりかねない思考構造ですが、デュエマにおいて意義だった説明を行うときの一つの優秀な指針でもあると思っています。

ハイランダーは概念自体が思考習慣でありデッキ構築はその体現みたいなものと思っていて、人から見れば勝手に見えるハイランダーありきの前提条件、みたいなものを多分に含んで話が進んでいく所は少し異質でもあります。

今回は以前の下地に基づいている事もありますが、今の感覚を移行したのは大まかなゲームの流れの前提くらいで、本構築は最初から著者の頭のボルコン領域に沿って組み上げただけの山です。以前自分が勝率○割と銘打った事に対しても同じ観点で疑問を抱いていますが、既存構築や現在のメタゲームとの関連性は非常に曖昧なものであると考えているので、ご了承ください(色々言及はしても、いずれもハイランダー前提での再現にしかなり得ません。)

今回構築を見直すにあたり、ミスティ採用時に札を足した60枚構築を下地に、まずはデッキ枚数の決定から取り掛かりましたが、結論から言って、45枚としました。

理由は単純で、60枚構築の経験から、山を増やしすぎると、札の棲み分けの限界やプレイの振り方の判断の限界、が見えてくる事を感じていた事が大きいです。

◇現構築を回して感じる弱み

※以降適宜常体です。

ここで一度再投下

単色枚数がギリギリすぎる。

◇現構築を回して感じた強み

ディメゲ強。つよつよのつよ。

◇現時点で弱そうだと思っているカード

ヒビキ・ウマキン・獅子王・魔王の傲慢
【使用Tに何をマナに置くか】×【使用Tのマナカーブ(でしたい事)】×【採用札のマナコスト】を鑑みて弱い札達です。
ウマキンはともかく、獅子王や魔王の傲慢は「弱い時もあるけど時にデッキの顔を保ってくれる」ような札でもあるので普段弱いから抜ける、と一概に言える札ではない気がします。
ヒビキは弱くなく、刺さる時はガン刺さりしますが、デッキの流れとは独立していて盤面での耐久性も微妙な為分類が難しい札です。

ホワグリ・銀河
上の4種に似た弱みを持っている上で、弱いと言えないだけの札な印象です。

水撒くナウ
結果として使う頻度が低いです。
再録の仕方もあってか世間では評価が乱高下したり存在を忘れ去られがちだったりするカードな印象ですが今回の採用不採用にあたっても「弱い」札だと思う事はありませんでした。

トリガーやブーストとして以外で、他より優先してこれを打つ事が少なく、明確な役割の無さや、役割とリスクとの関係性で挙げました。

役割とリスクの関係性というのは、この札がサイゾウミストを回収して強いならその際同時にサイゾウミストを保持せずマナに置き、埋まっている必要がある為最大化されるかは状況依存、という部分を指しています。

◇抜いた著名カードとか

検討札を覚えている範囲でまとめました。
特段文章のまとまりはなく、言及内容にも網羅性はないので、小話の詰め合わせ程度に思って頂ければと思います。
※忘れていれば追記する可能性があります。

◆ロマネ・悠久・ハイド
暇がないと判断。それぞれはロマネ→微妙、悠久→絶対採用とはならない、ハイド→間に合わない・弱い場面がある、と言った感じ。とはいえデッキ内のクリーチャーの質を上げていた札達で、以前対コントロールの性能を挙げていたハイドは勿論替えがない強さを持ってはいそう(いそう)。
◆ブライゼ・ネバー・魔天・ミッツァイル・ボルバル8
何かしら他の状況がないと弱い笠60の増し札達。
◆ガレット・お清め
ガレットはデッキ関係ないしお清めは環境依存。
◆男しゃく
パワカではないけど安定性がピカイチなのでかなり入れたい寄り
◆ガイアトム・光魔・聞け
安定寄りの札。聞けが結局一番強いと思うが。
◆とこしえ・アプル・カマス・ジョニウォ
初動・メタ群。ジョニウォはこれで赤補完や破壊を考えるのは微妙。カマスもかなり入りそうだったがドラグハート舐めすぎではとなって採用に至らず。
◆メメ守・ベガス・ジェイシーエイ
前二者はタイミングが合えば弱くはないが、能動で使うには何もしていない寄りかつフィールドは強くない環境の為不採用。ジェイシーエイも環境依存での不採用。
◆吸い込む・光魂・爆砕・ジャッカル
柔軟カード群。カード指定除去にはそれでどうこうできるパワーはなく結果としてそれだけの役割のカード指定除去は弱い寄りの環境と見ている。吸い込むはデッキの完成度が上がれば上がるほど入れたくなるがまだ採用できない状況といった所か。
◆地龍・リライフ
Gストライクは本当に強すぎるのだが、今回の構築のマナカーブで何も書いてない紙寄りの為不採用。地龍は吸い込むに近い。

ガロホ→ごくたまに野良対で生存確認をするのが印象的な札だが、龍に間に合っていないのがまず一般的な問題と思われる。ベガスからうつのもそれを強いとか言うのは現在なら対戦前に勝敗が知れている対面であるくらい舐めた考えだと思っていて、本来ならどれだけ相手が出力に振っていようとその柔軟性を以て効用が見込めたであろう龍対面、でさえ星樹やsagaを積める山になってしまった現状がある。
アンノウンプログラム→👨‍🦲{なんて弱いんだ
ドラサイ→射出先が足りない、まだ試した事がないが最終モル寄せは説
インフェル→銀河の裁きに剥げるもの無し&コントロールの禁断は一部を除き本当に謎。
クラジャ→ギリ無いというか、デッキと論理的に不整合な印象。殴り返しの形で強く使える機会は見えそうだが、色やスターMAXの耐性は目立った噛み合いも無い上で実際アドバンスでこれを投げて本当にゲームが終わるのか、リスクが無いのかは謎だし、理想は到達点ならシャコやジョリーほど場面を選ばす、普通に使って一定の効果を使える柔軟札か到達点であり、ドルファの落ち着きに変わるような札は少ないのかもしれない。とは言えクラジャに限っては進化である事に使いにくさはほとんど集約している。
ベン→ベンに求める話ではないが、やや繊細さに欠け、構築で出力が左右されがちな事も響いて不採用。グッドスタッフにおける棲み分けにあまり合っていない方向性の札だと思われる。
目的不明→弱くないトリガーだが、不安定さを抱える。
ガザミ→むしろ4C寄りな気もするが不明等に比べて単体で厚みを持っており弱くはないと思う。とはいえ確採するほど思考を追及するのが難しいかも。
ドラグス→強そうだけどガイアッシュで腐るし。一応ハイランダーでも超絶ラッシュは強いらしい。
シナイガ→自軍の使い回し系では一番強いと思う。強いけどガイアッシュで腐るし。
ロマネアース→ナシではなさそうだけど自分専用のデッキを作れと主張しすぎという感じの使いにくさ。
星域→スターMAXが出ている以上弱くはないはず。ディメゲで引っ張れたりもする。採用するなら実質サーチのような立ち位置となるが下が最強になるなら無くはない。
アジサイ→ディスペクターが強い&マナカーブと噛み合えばそんなに弱くない札。やはりまずは上が足りない。
ダクマ→単体ならBSRになれる利点はあるのか?といった程度。強いがデッキからズレている気がする(気がする)。
コアクマン(新規)→マイリセが強い型でもなくまだ価値が分からず。
サイバーブレイン→枠が無ければ蛇足寄り。
ドンジャングル→ライフゲート的な視点。1枚を1枚で返しリソース回収と抑制をし合う部分で均衡を保つ今のデュエマでは悪くない札に見えた。
ひふみ→ディメゲから拾えば強いだけ。
カツ→ボルコンだと弱いよりになってしまうのが辛め。作り方によってはあり。
メイプル→「-1」の部分を差別化するほど強く使えないだろう見立てから。7-8帯のディスペクターとは相性がいいが。
カイタイ→抜けている理由はほぼ色だけ。
ジルコン→弱いなと思えなさすぎる札。入れ替え筆頭格。
ザイン→ザインが強いのは自分が返しに明確なムーブを持っている時があるだけで、このデッキでは間に合わせの札くらいにしかならない見立てから。
ダークネス→元々強い札が重なっているコスト帯であったし、弱くはないデッキから、札を意味を持って採用しているデッキに引き上げる意識で抜き。
ゴクガ→ペディアもいるし、元々パワカではないものの、相対的にも抜ける理由ができた。
有象無象→初動群を増やしていた時は考えた。構築を振っていないと対応力に欠け、ただのルーターとなりがち。
パウアー→ディメゲ積むならワンチャン。

◇メタ読みとか

現状、RXのような早期に確実に無理な展開をしてくる山は少なくなってきたが、到達点もなく適当に動くと取り返しがつかなくなる「カツキング」や「ガイアッシュ」を据えた「ガイアッシュ覇道」が環境の中心であり、次点でパワーで他を圧倒しているモルトがレートを上げている。

「ガドウ」単独で見れば別に他より目立ってゲームの決着につながるリソースを稼ぐのが得意な山という訳でもない。ガドウ対コントロール及び中速以降のビマナではラブがキーカードとなり、ラブ時の被害を最小限に抑えるとか、ラブの踏み倒しやラブチェンジのTを受けの起点にするとかいったゲームの均衡の保ち方になる。

基本的にはガドウやその亜種に対しては「抑制」、ネクストはガドウよりトップ解決能力や、メタ無し盤面での盤面リソースの回復力が高いが、要所の除去は機能しやすく、一応は札もフルに使って受ける事ができる。

他にも言及しておくと、ゼーロは無理に近い(以前のように対策が効いたオカケンに比べると墓地メタや踏み倒しメタが刺さらないのも大きい)しても、オービーやアポロのアンフェアはまだトリガーでゲーム可能な側である。

◇ちゃんと強いカード達

ディメゲ
採用してこそまともに思えた札。
その効果は自明として、ディメゲにディメゲ以上の役割を見出さずに、思考を転換した所に、ハイランダーでも採用が見えた。
採用理由の言語化は非常に難しく、また退屈なものに思えたので詳しくは次の時にして今回は割愛する。
採用理由には例えば「効用が一定とは言い切れない為想像を膨らませがちだがその含みこそがかえってこの札の採用機会を減らす思い込みに寄与しているのではないか」という視点が含まれている。

ニコル・ドルファ・ジャオウガ
到達度が高く、ハンデス等の骸骨ビートデッキを粉砕する実力はいまだ健在。
勿論作成時のようにジャオウガ+〇〇みたいな背伸びした事は考えず判断しても残留している。

無双と竜騎の伝説(つよい)

エンドオブランド・ローゼルド
ギリ耐え、みたいな札。「うわぁ…なんでこのカード引くんだよ」って思う時もありつつ、そんな評価をごまかせるくらい堅実な引きになる場面が見える札。

◇おわりに

※今回は少し自語。

ボルコンは、自分がまだガチに手を伸ばしていない時期に、汚いやり方でもデュエマの楽しさを教えてくれた山。蛇足的な行動のせいで信頼が落ちてたっぽい時期に、自分に小さな自信を作ってくれて、この界隈の参入のきっかけを作ってくれた山。

DMvault野良対で尊敬してるガチ勢が入ってきたら使う事は避けるし、その点今使うならバンナイトより雑に扱えない(笑)けど、自分にとっては野良対、そしてnote開始初期に触っていたボルコンがプレイヤーとしての自分のルーツだし、知識や思考の故郷である事に変わりはない。

ボルコンの記事を書いて約1年と数ヶ月経った今でも、まだ野良対の枠すら出ずにデュエマをしている見ようによっては大ボケな自分だけれど、ここまでモチベが続いてる理由の多くを、それに頼ってきた事も事実かなと思う。今後の展望はともかく、まずはDMvaultというサイトとプレイヤーの方々、これまでと今自分が置かれている環境に感謝したい。

頭が上がらない著者から、最後に一言。
「いやー強いです!負けです!ありがとうございました!」

written by kaisindon


(なお今回は軸ブレッブレでお送りしました、またの機会にまとめ直せればいいなと思います😇)

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