スピリチュアルカウンセリングの修行1
黄色いインコが視えた日以来、『最近ついてない』とか『体が重い』とか『結婚相手はいつ?』とか相談してくる人がイキナリ増えてきた。
どうやら、噂が広まって、一人歩きしているらしい。
自分自身、まだ半信半疑だった事もあり、相談されるがまま応じて、見えたものを伝えていった。
どうやら、それがまた当たっていたりしていた様で、更に相談者が増えてしまった。
実際、この行為も大変疲れる。
しかも、時間の都合上、自分が休みの日にしかできないから、休みの時間をこれに当てて休めないまま休みの日が終わるという悪循環。
とうとう仕事に支障が出てしまった。
仕事中にフラつくようになってしまったのだ。
他の人間からすれば、「遊び過ぎて寝不足のまま仕事に来てる。仕事をやる気がない。」と見えただろう。
案の定、クライアントからは『就業態度が悪い』とクレーム。
大問題に発展してしまった。
解雇もかくや、という状況にまで追い込まれたので、一旦無料相談は断ることにした。
で、『有料でなら相談を受ける』事にして、相談数が減ることを期待した。
料金表を作り、相談者を紹介してくるお店に置いてもらい、それを見て相談するか決めてもらうようにした。
面白い位、相談は減り、すぐに0になった。
無料を期待されていたのかと少し淋しくは感じたが、何とかその時の仕事を乗り切ることが出来た。
その頃までの相談者の立場や状況、相談の内容も様々で、実際良い経験になったので、無料でやっていた期間もまんざらではなかったと思える。
本来、こういったスピリチュアル系の行為は、どこかの霊能者なりに弟子入りして修行するもののような気がするのだが、実際はどうなのだろうか?
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