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市場調査のような何か(大阪95日目)

大阪に来て以来、車のない生活を送っているのだが、一番困るのが「買い物」だ。

車があれば、スーパーやドラッグストアに横付けして、買ったものを数十mを運ぶだけだが、車がない生活では店舗から家までずっと持って帰らなければならない。特に液体(牛乳、ビール、焼酎、洗剤など)を買うときには、重量がかさむので、家の近所で買うしかない。ちなみに一番近いスーパーまで約1kmある(涙)。

となると、行ける店舗は限られて、ぼくは最寄り駅の真上にある「阪急OASIS」というスーパーで、ほぼほぼ日常の買い物を済ませている。*ちょっと値段が高めではあるが。

そんなある日、ずっと「阪急OASIS」のラインナップばかりみていたので、それが「大阪・関西の日常」と勘違いしていることに気がついた。たまたま違うスーパーに寄ったら、各ジャンルのラインナップが微妙に違っていたのだ。

改めて「食品スーパー」の店舗数を調べてみると、関西エリアには多様なチェーンがあるようだ。
*全国スーパーマーケットマップより20店舗以上あるチェーンをピックアップ。( )内は店舗数

●大阪府 13チェーン
ライフ(127)、万代(111)、食品館アプロ(48)、阪急OASIS(47)、コノミヤ(46)、関西スーパー(37)、サンプラザ(35)、鮮度館KOHYO(29)、フレスコ(26)、グルメシティ(21)、近商ストア(21)、サンコー(20)、オークワ(20)

●京都府 4チェーン
フレスコ(65)、さとう(26)、スーパーマツモト(24)、ライフ(20)

●兵庫県 7チェーン
マックスバリュ(87)、マルアイ(67)、さとう(44)、マルハチ(35)、万代(29)、関西スーパー(25)、阪急OASIS(24)

●奈良県 1チェーン
オークワ(32)

●滋賀県 1チェーン
フレンドマート(55)



これはあくまで店舗の数であり、「店舗の大きさ」「店舗の雰囲気」「価格帯」などはデータからはわからない。

そこで、まずは大阪エリアから店舗数の多い8チェーンほどを選び、実店舗をぐるぐると回ってみた。お客さまが食品や日用品に触れるのは専ら「棚」であり、宮崎の商品(野菜・果物・肉・焼酎・ソフトドリンク・漬物・ソース・菓子など)がどんな風に並んでいるのかを確認したかったのだ。

これが実に面白かった。情報の整理はこれからだが、いろんな課題が薄ぼんやり見えてきた気がする。課題は現場にあるよなあ。

・・・とはいえ。何もこんな暑い日を選ばんでも良かった。今日も2万歩以上を歩いて、暑くて死ぬかと思った。


阪神デパートで買った和歌山の桃がもう1歩だった件
夜は友人に連れられて、めっちゃ怪しい会員制餃子屋へ




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