ビジネス文書のススメ

僕は東証一部上場企業で働くおじさんです。
転職経験は1度あり。

僕は今、社内でそこそこ目立つ立場にいられて
結構好き放題やらせてもらっている。
文句があるとすれば、給料が高くないw

まあ、それなりに恵まれた環境で働いており
勝ち組とは言えないまでも、
幸せ者の部類に入るのは間違いない。

それというのも昔、たまたま出会えた
1人の上司のお陰に他ならない。

***

彼は会社の金で海外留学し、MBA取得後に帰国。
金融機関向けのソリューションを企画・拡販する傍ら
僕を含む若手育成にも注力した優秀なビジネスパーソン。

そんな彼から学んだあれこれが
今、転職した先で驚くほど役に立っていて
僕の存在価値の根幹を形作っている。

・資料の作り方
・会議での振舞い方
・重役との接し方
・顧客に刺さる提案の仕方

当時は「もうお説教は十分だ、勘弁してくれー」と
議事録を何度も書き直させられたりしたのだが、
それも今や良き思い出、むしろ感謝するくらいである。

***

ここでふと想像してみる。

もしその上司と出会っていなければ
僕は何の武器も持たない、
無駄に年齢だけを重ねた、
残念なおじさんになっていたのかも知れない。

人との出会いは運である。

どんなに努力しても
どんなにお金を払っても
良き出会いに恵まれるとは限らない。

たまたま、良き上司に出会えた1人として
たまたま、大事なことを教えてもらえた1人として

それらをとにかく分かりやすくまとめ
沢山の方々に伝えたいと思ったのが
本書を書き始めたきっかけです。

***

そして、その大事なことをまとめる上で
単なるハウツー本にはしたくなかったので
「ビジネス文書」というモノに紐付けてみました。

大事なことをモノに紐付けることで
直感的で分かりやすく伝えられると思ったからです。

更に、会社における事業の流れに沿って
様々なビジネス文書が作成される時点を並べることで
より整理整頓することが出来ると思ったからです。

これは中巻で解説いたします。

 はじめに 議事録、書ける?
 上巻 ビジネス文書って何だろう
 中巻 会社の活動とビジネス文書の密接な関係
 下巻 書き屋などとは呼ばせない

こんな方々に読んでもらえると役に立つかも。

・学生諸君
・新卒社会人
・他の職種へ転職したい人
・上司に恵まれていない人

読んだ後、こんな良いことが起きるかも。

・自身の生産性があがる
・周囲の生産性をあげられる
・ゆくゆくは自身の給料があがる(と良いな)

それでは「ビジネス文書のススメ」
はじまり、はじまり。

追伸

パワポのアニメーションとか、エクセルの関数とか、
そういうのって手段以上でもそれ以下でもない。
駅前のパソコン教室にでも通ってさっさと身に付けて下さいw


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