手の中の伸びる指



付ける 入れる 抜く
何かが起こる前の現象。

感覚を研ぎ澄ましていく過程で、肉体感覚、実感が重要になる。

体のポジションの中で、
足りない部分を見つける。

観察のレベルが深くなると
動作を行っている時の対になっている
新しい部分に気づく。

更に観察を続けると、呼吸が必ず動きに関係している。
知らない部分で、息を止めている。
呼吸のバランスがある。
上手く状態が良くなると、呼吸が動きだし、心身ともにリラックスする。

浮く。浮かんでいると気持ち良い。




指先の伸びとムドラ。


身体まるごと全体がムドラ。

指と指が触れると、中が一瞬固まっている。
指先を上手く触れ合わせることが出来るバランスの感じを掴めた時、
手の中の流れを観察する繊細さが生まれてきて
やっと練習に入ることができる。
以前、以前、そして準備。
0〜1  1〜0 0〜00 そして0


◎指の運動をする。

親指が長いことに気づいた時、他の指も繋がりが長い。
手の中の指

薬指と小指の関係について考察する。
薬指と小指のバランスが変わる「アイソメトリック」のような状態になると
軸が伸びてくる。


運動のイメージが変わった。
チカラを入れたり、何かを固めたりするのを無意識にやっていたが、
運動とは、もっと自由で、流れ続けていて、固まっていない。
流動的であり、ずっとセンタリングされている。


意識と無意識のセンタリングをするためにも
必ず呼吸とのバランスを確認する。
脳の誤解を解くためにも、呼吸が大事。
感覚を呼吸によって更に観察する。
感じを感じる。
呼吸によって中と外のバランスの感受性が高まり
ボディに対しての位置感覚のリアリティさが増す。


脳の錯覚に気づきが起きる。

クリアな感覚のとき、そこにリアリティがあり、
何かが澱む時に、そこにリアリティが薄れている。


◎眼球運動

目を最大限使う。
体の部位を見る。
呼吸で確認すると、まだ臨界点までいけてない。
更に見つめながら呼吸を続けるとピンとがあってくる。
リアリティがそこに増えてくると
不必要な緊張が弛み、動きや、意識に、自由度が高まる。

集中する中の先に、吹き抜けていく感覚がある。
緊張の奥に気持ち良いがある。


合氣体操で、大きく動かしてみたり、ムドラで小さく動いたり、体操から技の動きへイメージを付けてみたり、付・入・抜
脳の認識、写真を見つめながら、うすらぼんやり、呼吸、太極棒、歩法と
少しずつ積み重ねていき、積み重なってくると、ある時、突然、工夫の中から閃きが生まれてくる。

文章での説明の受け取り方も人や時によって意味が違う
他のことを気にしている場合ではない。
スピードを早くしていいかげんにやらない。


寄り目、白目
吸って吸って、保息、弛めて、吐く。

kunbhaka

良きものになれ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?