FIREは"だれにでも"できる
こんにちは、ベア之助(@kaisaobama1)です🐻✨
今回の記事ではFIREは"だれにでも"できることをお伝えしたいと思います。
今回の記事は投資の基本となりますので、理解しておくと、すごーく便利です✨
では、早速みていきましょう!
"だれにでも"FIREできる投資法
まずは、結論から示します。
貯蓄率50%でインデックス投資(S&P500 or オルカンに投資)すれば、"だれにでも"15年以内にFIREできます!
人生100年時代。定年70歳。
そう言われている時代に、50歳までにFIREできれば、まずまずですよね?
しかも、S&P500やオルカンを買い続けるだけで、テクニカル分析やファンダ分析などの投資の知識は何もいらないです。
今すぐにでもすべての人がやってみる価値があります✨
さらに、今回の一番重要なポイントは、年収さえ関係ないということです!
年収1億円でも派手に使ってしまったら、いつまでもFIREできません。一方、年収が低くても嘆く必要はありません。
あくまで重要なのは"貯蓄率"だからです。
FIREに重要なのは"貯蓄率"
では、シミュレートしていきます。
例えば、年収500万円/生活費250万円(貯蓄率50%)で生活すると仮定します。
残りの250万円は、S&P500もしくはオルカンに投資して運用していきます。
(ご参考用↓)
過去20年のリターンが、S&P500が約7.9%、オルカンが約7.6%なので、ここではコンサバに年率7%と仮定。
あとは『4%ルール』にしたがって、6250万円(生活費250万円✕25倍)になるまで、投資をしていきます↓
すると、わずか15年でFIREすることができます。
注目すべきは、投資しない場合(青い線)との比較です!
明らかに資産推移のしかたが異なっていますよね。これぞ複利の効果です。
次に、貯蓄率と投資リターンを変化させたときのリタイア年数を見てみましょう↓(複雑な図なので、さらっと見るのでOK)
赤い線は、20年以内にリタイアできるラインで、例えば、貯蓄率40%であれば年率7%となります。
また、特記すべきは、貯蓄率を最適化して70%に達すれば、およそ10年でリタイアできます。
これは、勇気付けられるデータですよね!
さらにポイントを整理すると投資効率によって、リタイアまでの年数が劇的に変わることです。1%違うだけで、リタイアまでの期間が10年近く違う場合もあります。
これは、手数料1%が10年分の代償になるということです。
投資手数料を下げることはFIREにとって非常に重要なことです!
S&P500やオルカンにすれば、手数料を低く抑えつつ、年率7%が積み上げられます。これもインデックス投資の良い点になります。
また、FIREするには支出を最適化して貯蓄率を上げることが重要ということになります。こののとは、よーく覚えておいてください。
(貯蓄率を上げる方法は、今後noteで紹介していきますね!)
債券は必要か?
さて『4%ルール』の記事ではFIRE時に株式だけでなく債券も買う必要があることを強調しました↓
ですが、資産の形成段階は債券を保有する必要はないと考えます。
なぜなら、会社員であることは、安定した収入があり、ある意味で"債券"を持っている状態であるからです。
これは人的資本という考え方です。
例えば、年収400万円の会社員であれば、日本国債と同じ水準の2%の効率で働いていると仮定すると2億円の人的資本になります。
つまり、年収400万円の会社員は、バーチャルな資産で2億円の債券(『会社員債権』)を持っていると仮定するわけです↓
さらに債券を買うとポートフォリオがすべて債権となり分散性がなくなります。
そのため、株式のみを買うことをおすすめします↓
年月が経ち、FIREが射程園内になったら債券を買うと良いと思います。
(蛇足かもしれませんが『昇進しても1ヶ月1万円しか給料が上がらない』と嘆く人がいるかもしれないですが、年間12万円の給料は人的資本600万円に相当し、これはバカにできない資産です。)
まとめ
今回は、"だれにでも"15年以内にFIREできる投資法として、インデックス投資を紹介しました。
ポイントは、S&P500やオルカンに投資して7〜8%のリターンを得ることです。その上で、できる限り貯蓄率を上げる(50%以上とする)ことが重要です。年収は関係ありません。
また、資産形成段階では、債券を買う必要がない理由を人的資本という概念を使って示しました。
さて。
今回示した方法で50歳に引退することは悪くないですよね。
…ですが!
欲を言えばもっと早くFIREしたくないですか?
僕は27歳から投資をはじめて、35歳で経済的独立(FI)を果たしました。
『若くして資産を増やす秘訣』をあえて1つだけ答えるなら『リスクを取ること』と答えます。
僕もFIREした現在は、インデックス投資を推していますが、以前は個別銘柄の集中投資をしていました。集中投資することで、結果的に短期間で資産を大きくすることができました。
と、言うことで。
次回以降のシリーズで『もっとリスクを取ってでも早くFIREしたい!』と言う人向けに、集中投資について整理していきたいと思います。
ただ、今回紹介したインデックス投資は投資の基本中の基本です。
インデックス投資の良いところは、相場や判断に不安があり、個別投資に自信がなかったら、いつでもインデックスに参入できることです。
重要な投資方法なので理解しておきましょう!
今回も長かったですが、読んでくれてありがとうございました🐻✨
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(参考文献)
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