1999年7月 人間というものは

人間というものは、面白い。
仕事が忙しければ暇を求めるし
暇になれば仕事を求める

しかしながら条件が揃う時に行動になる。

地獄の三年を過ごしたのち、天国に召喚された私は早くも物足りなくなっていた。
このままノンビリ暮らせば毎日が幸せに違いない。タバコ吸いの特約もあって
よく話す友人もチラホラできた。

私の周囲はだいたい
凄く仲良くなる人 1割
表面だけ仲良くしてくる人 3割
馬鹿にしてくる人 1割
恐れている人 1割
あきらかに敵意を向けてくる人 1割
利用しようとする人 1割
無害な人 2割

この割合はいつもだいたい同じに思う
未だわからないのは明かに敵意を向けてくる人間で、こういった人間は一緒にいるととても居心地が悪い、が、大抵1部署に一人くらいは必ずいる。
私は性善説を信じているので
この敵意と利用をしてくる人間2割は未だに理解し難い
まあ、世の中にはいろんな生物がいるものだ。
ライオンとインパラは特に仲は関係なくも殺し合ったりしている。
そういった目に見えない天敵のようなものがどこかにあるのだろう。

セレブリティなこの会社はちょっと例外だった
優しい人が多かった
2の表面だけ仲良くしてくる人が50%くらい。
1の本当に仲良くなる人は0
あからさまに攻撃してくる人が10%
残りは無関心

今も連絡をとっている人は一人もいない

そう感じていた矢先
キッカケは早くも訪れた
“来月からこの部署はなくなります”

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