「1対nコミュニケーション」アセス
人材アセスメントの2つ目の科目。スラスラ、やれるとカッコいい!そういう「ワタシ」に自分はなりたい!
人材アセスメントは、仕事の「シミュレーション」だということは、前に書きました。
で、仕事って、ヤッパ「人」相手じゃないすか。人みたいなややこしいものを相手にしないで、設備とか、製品とか、まあ「人以外」に没入できればソレはソレなんすけどね。そうもいかないじゃないすか。ましてマネージャーとか言われると、部下とかメンバーとか、後輩とか、まあ、いろいろあって。ねえ・・・。
ここんとこを「シミュレーション的」にアセスメントするのが、「1対1」コミュニケーションで。通常は部下面談みたいなもののロールプレイっぽいヤツが標準的パターン。アセッサーと呼ばれる人が部下役をやったり、お金があって手の込んだことが好きな事務局だと「部下役」だけのために別の人を手配したり。
部下面談というのもいくつかあって、ダイレクトに部下と話をするというのと、話をする部下の人にも部下がいて、その部下の部下のことについて相談をブツみたいな、ちょっとややこしいのもある。
想像つくと思うけれど、だいたい「人の話を聞かない」「一方的に自分の考えを押し付ける」「ずっとしゃべってる」「どうしていいかわからないのでオドオドしたまま終わる」まあ、こんな感じ。
面談ロールプレイに入る前に「ケースシート」を渡され、10分で準備しろみたいなプレッシャーをかけられているので、なかなか平常心が保てない。ついでに言うと、インバスケットを解いている最中に呼び出されることが多い。これは「集中阻害」と言って、マネージャーの仕事って、あれこれあれこれ、自分の思うとおりにできないでしょ。それと同じことをシミュレーションしてるの、みたいな、親切心。ほんとムカつく!
そーいうわけで、緊張したままテーブルにつくので、頭の中に「何が問題なのか」ということがはっきりしないまま面談に臨んでしまう。ケースシートのショーもないちっちゃいトリックにひっかかって、そのことに集中してしまう。「だけど・・・」「でもね・・・」「だからね・・・」「けどね・・・」「ねっ、ねっ、ねっ・・・」
おーかわいそー。アリ地獄に落ちたアリさんだ。事態を解決しようとして話をすればするほど、話題は本来しなくてはいけない内容からズレていってしまう・・・。
「はい、お疲れさまでした。時間で~す」とアセッサーが言う。
「えっ?」と思う。「何もできなかった」という自責の念が襲う。
もっと悪いことには、その面談ロールプレイの様子が参加者全員の前で「振り返り」とか「フィードバック」とかの名目で流され、解説されてしまう。
う~ッ、寒ッ!
どうすんのよ?
"See you Next Week ! SAME CHANEL ! SAME TIME ! "
えッ~ッ! 次回かよ~!
すみません、文字数の関係で・・・。