市長交代、嵐は去ったか

選挙が終わってあれこれネタを繰っているうちにゴールデンウィーク。

明石市は泉前市長が任期満了、丸谷新市政がスタートしました。しかし、全く話題になりませんよね。もう「女性の首長」くらいではメディアは動かなくなり、新たに「史上最年少の市長」や「大阪以外で初の維新公認知事」に話題の中心が移っているだけです。

この先も、芦屋市と奈良県は事あるごとにニュース素材になるでしょう。で、明石市はどうか?
何があっても、きっと「暴言の責任を取って退任した泉氏の後任」という枕詞を使わないとネタにできない…負の部分でしか取り上げられないのだろうか。

明石市長選にしろ市議選にしろ、メディア的に「泉さんの思惑通り」は不快で、退任会見でもちょっと過激な発言の撤回ばかりをことさらに取り上げたのはその現れだと考えている。

いわばメディアの作り上げた嵐が過ぎ去ったような状態になったが、明石市にとって、丸谷新市政にとってそれはそれで歓迎すべきこと。
立候補のときから「引き継ぐものは引き継ぎ、一線を画すものは一線を画す」と表明してきた丸谷市長の手腕は、良いものでも悪いものでも市民が監視していくべきで、暴言や市議会との軋轢や対決だけを伝えて揚げ足を取ることに馴らされていたメディアには、その任務は賄えない。

明石市民は市議会、委員会を見に行こう!
市長公約の「タウンミーティング」に行こう!

と書きながら、はたして自分が行けるのかは…
ネット中継や市議会だよりなどをしっかりチェックするのも、れっきとした行政監視ですからね。


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