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ジャニーズ問題を見るにつけ、正しく生きるって難しいと思った。「われこそは正義なり」

えらくなくとも正しく生きる」という名言の記事を書かせてもらったことがあるが、ジャニーズ事務所のニュースを見るにつけ、つくづく「正しく生きる」ことって難しい、って思った。

「得体のしれない何か」「噂には聞いていた」と言っていた記者会見の壇上の人たち。今になって「人類史上、類を見ない」「鬼畜の所業」と、自分たちを芸能界の世界に送り出してくれた恩人に対して、(どんなにひどい人間だったかは知らないが)あそこまで言うか、って思う。

おそらく、その噂を知らなかったはずがないメディア。ジャニーズを敵に回すと商売が成り立たないと思って、目をつぶっていたのだろう。今になって糾弾に躍起である。

企業イメージアップのためにジャニーズを起用していたスポンサー。消費者の苦情の矛先がこちらに向いてはかなわん、という思いなのだろうか、みな一斉に契約解除・更新しないと口をそろえる。

「われこそは正義なり!」と正義の側を張りたい者たちが、ここぞとばかり、物の言えない故人をいっせいに叩いている。故人を擁護するつもりはまったくないが、手のひら返しが過ぎる。


どうしてこの話題を取り上げるのかと言うと、ジャニーズのファンである私の娘がとても落胆しているからだ。ずっと元気がない。

私の娘のために、この話題はもう終わりにしてほしい。

正義は「娘を思う父親の」われにあり。

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