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豪華スタッフが制作したオリジナルアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」紹介します

 今回は私的アニメランキング4位にさせていただきました戦翼のシグルドリーヴァを紹介します。「Re:ゼロから始める異世界生活」でお馴染みのにわかミリタリーおじさんの長月達平氏×ガルパンやストライクウィッチーズ、ハイフリ他とミリタリーおじさんと言えばこの人鈴木貴昭氏×なのはシリーズのアニメを始めトレーディングカードや最近はVtuberのパパにもなった藤真拓哉氏と超豪華なメンツが集結して制作されたオリジナルアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」を紹介します。実際の千葉県の館山基地が舞台になっております。先ずはイントロダクションと第一話のあらすじを公式HPから引用すると、

――突如、地球上に現れ、あらゆる生命の脅威となった『ピラー』。
打つ手もなく追い込まれていく人類に手を差し伸べたのは、
自らを『オーディン』と名乗る神の存在だった。
オーディンはピラーに対抗する術として、戦乙女『ワルキューレ』と、
彼女たちの翼となる英霊機を人類に授け、反撃を宣言した。
それから数年――人類とピラーとの戦いが続く空、
戦翼を纏った戦乙女たちが、
そんな戦乙女たちを支える男たちが、
世界を救うために命懸けの空を翔けている。
ここ日本も例外ではない。
霊峰富士にそびえし巨大なピラーと対峙する、3人の戦乙女。
いずれも腕は確かだが、揃いも揃って問題児ばかり。
そこに、欧州から訳アリのエースパイロットがやって来ることになり……。「さあ、反撃の時だ、人類。
来るべき決戦の日――ラグナロクの時は近い」
 突如として世界に出現した敵性存在・ピラー。その打倒のため、神は戦乙女、ワルキューレを人類に遣わした。
それから5年、各地でピラーとの戦争が続く中、日本の館山基地にひとりの戦乙女が転属された。世界に9人しかいない精鋭――ネームドワルキューレのひとり、クラウディア・ブラフォード。生真面目な彼女は、いろいろな意味で常識外の館山基地と、そこで出会った3名の問題児な戦乙女たちに戸惑いを隠せず……。
「ここ、南国系リゾート基地ってのが売りだから!」

 もうイントロダクション通りなので特に記載はないです。とにかく女の子達が航空機に載って地球外生命体のピラーと闘うというお話しです。この4人の女の子(左上:クラウ 右上:宮古 左下:アズズ 右下:園香)を中心にお話しが進んでいきます。他にも癖が強すぎる男どもがうじゃうじゃいます。

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 前半はどちらかとういと「館山とはこういうところ」と新しく赴任したクラウに紹介するお話しが中心です。1話を見る限りではクラウは英雄扱いされるぐらいとても優秀なパイロットで戦いにも貢献しておりますが、これまで所属していた部隊は彼女以外壊滅するということもあり、「死神」として畏敬もありました。クラウ事態もクール系な女の子でシリアスな感じで進むのかなと思えば、館山基地にいた司令官を始め宮古・アズズ・園香の緩さにめっちゃ毒され(良い意味で)どんどん無垢な笑顔を見せるようになりとある才能に目覚めます。可愛い。

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 後半になるとシリアスな展開が多くなり、強敵が現れそれぞれのパイロットのシリアスな話しが盛り込んでいます。そして地球外生命体とのバトルにもなるので、前半の緩さでは信じられないのですが人も死にます。戦闘シーンに関してもよく動くなと感じます。私は戦闘機の動きというのはそんなに詳しくないのですが、コメンタリーのお話しを聞くと、この動きをするには・・・と凝って作成されておりますので、知っている人は特に嬉しい動きもあるかもしれませんよ?

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 戦翼のシグルドリーヴァのキャラ達は戦闘でも生活面でもしっかりと役割分担ができているのも凄い所と思いました。特に宮古は武家出身で考えるより元気と勢いで動くムードメーカーキャラで周りを引っ張り、アズズは運動音痴だが自他認める天才であり、作戦会議にも立案し部隊の指令なども出します。猫的な性格で宮古との相性バッチリです。園香は14歳でありますが、館山基地の中では誰よりもベテランでスピード狂を活かした戦いをします。陸にいる時は花壇のお世話をしたりお姉さんぶっている時もありいろいろデカいです。そしてその女の子達を影で支える男のモブキャラ達。戦闘では彼女(戦乙女)たちの攻撃でないと敵に有効打与えられないので命をかけてサポートに入ったり、飛行機の点検修理など活躍していいチームワークです。裏では彼女達のためにとてつもない努力をしていると思いますが、それを表に見せない部分もずるいと思います。

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スタッフの愛がよくわかるアニメ

 とにかく!このアニメはいろんな所を協力して巻き込んでアニメを制作しているのがとても分かります。このアニメは制作発表の時からアニメ終了後の今もいろんな情報やアンケートを取られています。小説も出していて、その小説はアニメの前日談の話しとなり世界観はそちらのほうが詳しくありますが、アニメだけでも楽しめるようになっています。
 アニメ放送前は何回も特番を放送したり、カレンダーやアイコンをプレゼントしたり、放送日の時はキャラ原案の藤真拓哉氏がTwitterで放送応援のイラストを毎週あげたり、聖地巡礼のレポートを報告したり、専門用語があるのでスタッフへの質問コーナーを設置したり、アニメのキャラへインタビューした内容を載せたりといろんな工夫をされております。またアニメ放送後には制作陣によるコメンタリーも放送されるので、その回の裏話が直ぐに聞けるので記憶も鮮明な中で、とても分かり易く入りやすいです。そこで実際に制作陣がロケハンに行った時のエピソードをキャラ達がしていたり、取材時の裏話し(自衛隊は誰推し等)や、使用している道具や食べ物も基になっているので、聞くとより楽しめます。徳田監督も監督作品は初めてと言われておりますが、コメンタリーを聞くと拘り持ってアニメでのお約束回を入れたり、何故水着なのか、何故お風呂シーンを入れるのかしっかりと理由があるのを知れるので業界の裏側も知れます。アニメ制作陣にもキャラの動き方など愛情があって制作しているのを言いますので大切に制作しているのがわかりますのでそちらも是非とも視聴されてください。(だからあんなに髪や服や動きが細かいのか)
 他にも海上自衛隊も広告したり、観光マップとコラボしたり、館山も地元のバス会社さんとコラボしたりと盛り上がりが半端ないです。私もコロナが落ち着いたら聖地巡礼行きたいです。

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特に2つ目は館山基地の方々がアニメのシーンを完全再現するというこのサービスぶり!↓は地元バスとコラボするときのイメージ画像

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まとめ

 ということで戦翼のシグルドリーヴァでした。キャラの可愛さを活かしつつ、モブの男たちの絡みも多く沢山のキャラが一丸となって戦っているのがよくわかります。闘うメンバーも亡くなった人の想いを込めた攻撃もありますし、トラウマを克服するために悩んで悩んで悩みまくります。シリアスなシーンもあれば笑えるようなやり取りもしたりとオンオフを丁寧に描かれております。是非とも彼女たちと裏で努力している大人達の活躍を観てください。


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