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【病院と医者は、自分で選ぶ】リウマチ大暴れ。医者への不信感と新しい出会い

「リウマチ患者だけど、楽しく生きれるようになったよ♪」
そんな気持ちで発信活動をしたいな と、2023年夏からInstagramの準備をひっそり進めていた矢先、リウマチが大暴れ。

状態の悪化があまりにも酷かったこと、こちらに越してきて5年間ずっと通院していた医師の適当さに不信感を長年募らせていたこと

そんな状況を客観的に見た夫に背中を押され、昨年末に思い切って病院を変えました

(※医師の表現は分かりやすく、前の病院=医師、新しい病院=先生と記します)



▫️紹介状をもらうことすら大きなストレスに

── 電車で通える範囲の距離に、他のリウマチ病院はないかな?
私も気力があるときには探していましたが、先入観で「紹介状がないと受け入れてくれないだろうな。なんかもう考えるのが、面倒くさい。」と諦めていました。

そんなとき、夫が " 紹介状を持たずに診てくれる病院 "を見つけてくれたんです。

紹介状なしで病院を変えることはリスキーかな、不安だな、、という気持ちも多少ありました。が、それよりも「もうあの医師に会いたくない。話したくもない」というストレスが大きく、

それに、そもそも " 適当かつ保身的な医師(だと私は思っている)" なので、紹介状をお願いしたところでまともな内容を書いてはくれないだろうな、と。もはや、諦めの境地です。


その代わり、新しい病院の問診票には、とても細かく記載をしました。過去18年間に通っていた【病院名】から【服薬状況】【症状の変化】までを、なるべく細かく。

新しい病院の看護師さんと先生の対応はとても手厚く、診察室での問診で話をしているだけで、涙がどんどん溢れてきたほどです。

▫️前の病院にはなかった関節エコー検査

この病院には関節エコーもあり、すぐに診てくれました。

(前の病院にはエコーがなかったんですよね。しかもレントゲン検査も、私が「あのー…レントゲンを2年近く全然撮っていない気がするのですが…」と伝えてからでないと、検査をしてくれないような医師でした。。その話はまた、追々書きます。。)

今回の主訴としては、【右肩関節の激痛】+【腕がまったく上がらない・動かせない】こと。日常生活、身支度、もちろん家族や子どものお世話も、何もかもが困難になってしまったことです。

関節エコーで右肩の状態を見た先生が、

「これはすごい。。。相当痛かったよね。よく頑張ったね。」

「手首や指の浅い関節の炎症は比較的よく見えるんだけど、肩の関節は深いから、なかなか炎症は写らないんですよね…。でもあなたの場合、強い炎症を起こしていることが一発で分かるレベル。少なくとも、今までに私は見たことがないです。これは、間違いなく、かなり痛いはずです。しかも右腕は利き手だし、大変でしたよね」

── そんなふうに「痛い」を分かってもらえたことが何よりも嬉しくて。。
痛いのに嬉しいって意味が分からないけど、でもとっても嬉しくて。

前の病院では "痛い" と言っても、" でも採血データはまだ大丈夫だから " と 全然理解してもらえずに、痛いという訴え自体を疑われていたので、、今とても嬉しいです」と、先生の前でもまたボロボロと泣いてしまいました。

「とにかく今は炎症を少しでも抑えて、この痛みから少しでも解放してあげましょう。このままだと、あまりにも日常がツラいよね」と、ステロイド薬の関節注射を初体験。副作用* やリスクもありますが、一瞬でも痛みから逃れられるならばと、迷わずお願いしました。

*)私の場合は月経不順で2ヶ月出血が続くことになったのですが、関節注射の効果で 1ヶ月ほどは痛みがなく、腕も上げられるようになり、久しぶりの【日常】を味わうことができました

▫️「お医者さんは神様」ではない

自分が長年たくさんの病院にかかっていることもあり、過去いろんな医師と出会ってきました。

完璧な人間がいないように、完璧な医師もいない。私はそう感じています。そして「お医者さんは神様ではない」ということも。

「病院に行けば、医者に診てもらえば、良くなる!」
そう信じて疑わないことで、” 病は気から ” とも言いますし、良くなることもあるでしょう。でも、病気を治すのは、病気と闘っているのは、他でもない自分自身。

医師だって人です。ただの人間です。
感情がありますし、気分にムラだってありますし、疲れも溜まりますし、その時々で、きっと惰性的な部分もあると思います。

患者だって人です。感情が揺れ動く 心 があります。
嫌なことは嫌だと言っていいし、気軽に疑問・質問を投げかけても良い。医師に違和感や不信感があるならば、後悔する前に行動したって良い。

医師と患者は所詮、" 人 対 人 " の関係。
相性だってあるはずです。私が良い医師だと感じても、他人からすれば嫌な医師かもしれない。逆も然り、今回のように私が不信感を募らせた医師だって、他のご年配の患者さんからは評判が良かったりする。だから、" 絶対的に悪 " な医師がいないということも、確か。あくまでも、私との相性が最悪だったというだけ。

▫️自分の身体は、自分だけのもの

忘れてはならないのは、私の病気は私のもので、治療を頑張るのも私自身

だからこそ【自分が納得できる場所で、安心して相談できる医師と、納得できる治療を、納得できるカタチで】自分の心とカラダを大切にしながら、進めていけたら良いなと思います。


ところどころ、やや語気が強くなってしまう部分もあったかと思いますが、もしこれを読んでくれている方の中に「お医者さんに萎縮」してしまっている人がいたならば、

少しでもご自身を大切にしながら、あなた自身の健康を守っていただきたい。そんな思いで、ありのままの言葉で綴らせていただきました。

そしたら、また🕊️


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