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うしなった絶望と後悔

得られなかった後悔か、
うしなった絶望か

そんなことをよく考えます。と言うよりも、よく考えていました。
この本を読んで、その思考行為が初めて具現化された、という感じ。

みなさんは、うしなった人間に対して後悔しないなんてことがありうると思いますか。

恋人でも友達でも、一夜会っただけのひとでも、
関わってしまった相手とさよならをしたら、もうその時にはうしなっている。

私はその人をうしなってしまった時、必ず絶望するし、後悔もする。
さよならをしてしまった絶望。さよならしなきゃいけない絶望。もう会えない絶望。関わってしまった絶望。さよならをしてしまった後悔。さよならしなきゃいけない出会いをした後悔。会わない選択をした後悔。関わってしまった後悔。


何事も一度やってみないと、なにせ人生一度だけだから。得られなかった後悔をしたくない、私ならうしなった絶望でいい。
そんな気持ちで始めた人間関係に私は絶望どころか後悔までも味わってしまう。絶望と後悔を繰り返し、その都度しっかりと傷付き、そしてまた始める。私はそんな人間です。そんな私にこの本はぴったりでした。

あなたも 同じ経験があるなら、ぜひ。