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少しの余裕と少しの自分勝手

一笑いして年を越そうと思ったが,積雪がアンテナに影響してみれない状態である.今年はこんな年なんだなと,若干,辟易している.

コロナウィルスの感染拡大から始まり,感染対策を気にかけながら一年が終わろうとしている.マスクの常備,帰宅後のうがい手洗いとアルコール除菌は習慣となっている.エコバッグの持ち歩きが未だ習慣になっていない現状は,コロナウィルス対策の意識がいかに私の習慣に影響したかを物語っている.

正直,大変な一年だったと思っている.震災の時とは違い,移動の手段はあれども,出掛けるな,人に会うなという空気は,私の心には辛いものがあった.

そんな大変な一年だが,自分と向き合う時間が多かったこともあってか,自分自身に気づいたことがある.それは,今の私には,明確にやり遂げたいことがまだないことである.
その割には,忙しい気がしていたので,私がやらなくてもいいことはやらないことにした.
そうしたら,人に頼れるようになり,少しの余裕ができた.

「ヒトのことばっか気にしてないで,少し自分勝手にしたら」
とは,友人に言われた言葉だ.自分勝手が嫌いだった.ただ,少しの余裕が,少しの自分勝手を許してくれそうだ.この2つをいつものバックパックに入れておこう.やり遂げたいことを探すために.

それではまた来年.




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