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誠実になる勇気。

「これは自分にとっていいものだ」
「これは自分に合っているものだ」

実は、本当は自分に合ってないものを「合っている」と、頭で信じ込んでいることってあるんじゃないでしょうか。頭で信じ込んでいるというか、自分で自分に信じ込ませているなんていうこともあるかもしれません。

かつて僕が身に着けていたとあるパワーストーン。かなりパワフルだということで、手に入れて身に着けていたのですが、お世話になっている整体の先生から「なんでこんなもんを着けてるんだ」と怒られたことがあります。せっかくの僕の能力を、その石の力でダメにしていると指摘されたのです。すぐに身に着けるのをやめてしまいました。先生は石にも詳しいので、着けるんだったらこの石がいいというアドヴァイスをもらいました。僕が着けていた石は、一般的にはパワフルだと言われるものでしたが、僕には合っていなかったというわけです。

みんなが口を揃えて「いい」と言ってるものだからとか、世の中で称賛されているものだからとか、もしくは評価が高いものだからという感じになると、たとえ自分に合っていないとしても、効果やベネフィットがもたらされていなくても、それを「いいものに違いない」「合わないはずがない」と思い込んでしまうなんてこともあるでしょう。または自分をそちらに寄せていくなんてことをしてしまう人もいるかもしれません。

「もしも自分が "NO" と言ったら、間違っていると思われたり
 センスがないと思われたりするかもしれない」

そんな感じで、実は自分に合っていないものや効果やベネフィットが感じられないものに "NO" を言えないまま、それを評価する人や称賛する人に合わせて生きることを選択してしまっているなんていう人、意外といるかもしれません。

そうなると必ずひずみや違和感、不具合がどこかしらに生じてきます。言ってしまえば、自分に嘘をついているようなものだからです。

もしくは、付き合っているパートナーとどことなく反りが合わないものの、別れてしまうと独りになって寂しくなるから、どことなく合っているふりをして関係を続けている…なんていう人もいるんじゃないかと思います。

"NO" と言える勇気を持てることってとても大切です。たとえみんなが称賛しているものだとしても、効果的なものだと支持する人がたくさんいるとしても、自分にとって違うと思えば "NO" と言っていいのです。それは決して、称賛している人に向けて挑発的になることでもないし、喧嘩を吹っかけるということでもありません。自分の中で正しく納得するためのプロセスだからです。そして、自分にとっての本当に「いいもの」や「自分に合っているもの」を見極めて選んでいくための指針になるからです。人の目を気にしないで、自分に対して誠実になる勇気を持ってください。

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