【毒親育ち】荒れはじめた高校時代

高校進学と共に親との関係が悪化

中学生の頃から反抗期が始まり
親と喧嘩することが増える中

口うるさくて心配症の母親の存在が
鬱陶しく感じるようになりました

受験勉強を終え
希望の高校に合格し

新しい生活が始まり
新しい環境に生活も変わりはじめます

中学生までは田舎なので
友達といえば親と顔見知りの子ばかりでしたし
暗くなる前には家に帰宅することが当たり前な環境でした

それが高校生になると

親の知らない友達も増え
夜は泊まりに出かけたり
遅くまで友達と遊んだり
自由が楽しくなっていきます

その反面、
口うるさく心配性な母の行動が
エスカレートしていきます

6時過ぎると、電話とメールの嵐

いつ帰る？
何してる？
何時だと思ってるの？
すぐに連絡しなさい？

初めの頃はメールを返したりしていましたが
毎日しつこいほどからメールに嫌気がさし
段々無視するようになりました

無視してもなり続ける携帯に
より反抗しはじめます

女友達の家に泊まると連絡し
夜中遊び歩いたり

あまりにもうるさい時は
携帯の電源を切って遊びに遊んで

帰ったら怒られればいい

と半ば割り切って遊ぶ生活が続きました

毎日帰るたびに怒られ

そんな親を無視しては
怒鳴られてもまた繰り返す

そんな日々の繰り返しでした

家に居たくない気持ちが日に日に
大きくなっていきました

恋愛依存にどっぷり浸かる

家に居たくなくて仕方なかった私は
ある人との出会いが私の高校生活を大きく変えていきます

男性が苦手だった私に初めて彼氏ができます

それまで、
男性と話すことも苦手で関わってこなかった私にとって彼氏とか考えたことがありませんでしたが

周りに彼氏ができはじめていたこともあり興味は持ちはじめていました

そんな時、
いいタイミングで紹介の話がありました

私の写真を見て紹介してほしいと言っている子がいると友人からの紹介でした

メールを交換し、
彼から積極的にメールが届きました

顔の知らない彼から毎日届くメールに
次第にメールしてる時間が楽しい時間に変わりました

男性慣れしていない私にとって
彼が連絡をくれたりリードしてくれ
ストレートに愛情表現をしてくれるので
恋愛に発展するまでにそれほど時間はかかりませんでした

初めて彼に会った時の印象は
優しくて爽やかな印象でした

ただ彼と付き合い

私の私生活は恋愛中心となり崩れはじめます

顔も綺麗でかっこよく
女性の扱いがとても上手かった彼

付き合い初めの数ヶ月は本当に幸せな日々でした

毎日メールや連絡をくれ
部活がない日や時間があるとデートをしたり
誕生日やクリスマス
イベントの日はいつもサプライズをしてくれ
二人の時間を大切にしてくれた彼でした

女性が喜ぶ言葉や行動を当たり前のように出来てしまう彼は、
女友達も多く女性問題に多く悩まされました

そんな彼にどっぷり浸かってしまったのは
自分の居場所が欲しく、
自分に自信がなかったからこそ必要とされることで私の存在価値がそこにあるような気がして

一度居心地の良い場所を知ってしまった私は

失うことが怖くなっていました

隣に女性がいればすぐ口説いてしまう性格の彼

彼の浮気にショックを受け泣き
眠れない日々が続き
勉強が手につかなくなくなり

喧嘩をして別れても
しばらくすると彼から連絡が来ると寂しさから
寄りを戻してしまう

そんな生活が数年続きました

恋愛に依存しすぎて麻痺

そんな恋愛に振り回された生活に
次第に真剣に付き合うことが馬鹿馬鹿しく
感じるようになっていきました

どれだけ真剣に向き合っても
どうせ裏切られるだけ

だったら
真剣にならなければ楽

彼と付き合いながらも
出会いの場に参加するようになりました

彼も好きなように過ごしているなら
私も自由に生きよう

そのきっかけになったのは
進路を考えるようになってからでした

このままここに居ても
彼から抜け出せないから進路をきっかけに
地元から離れようと決意します